はじめに
野球の歴史の中で生まれてきた数々の名言から、毎回のテーマに合ったものをピックアップしご紹介するこのシリーズ。
今回のテーマは「プロ野球選手のカッコいい名言11選」です。
プロ野球選手のカッコいい名言 11選」
今回はプロ野球のなかでもピッチャーのバッターに関わらずかっこいい名言だけ集めてみました。
この中であなたの心にグサリと来たものはあったのでしょうか?
新庄剛志の名言(日本ハムファイターズ)のかっこいい名言
「これからはメジャーでもありません。セ・リーグでもありません。パ・リーグです!」
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日本ハムファイターズが北海道移転を翌年に控えた2003年12月。
現在は監督として指揮を執る新庄剛志選手が、同球団への入団発表会見で高らかにこう宣言しました。
推定年俸8000万円での2年契約。
3年間のMLB生活ではワールドシリーズ出場も果たし、他球団からは総額数億円に上るオファーがあったとも言われる中、セ・リーグよりも注目度の低かったパ・リーグ、かつ当時はお世辞にも人気球団とは言えなかったファイターズを日本球界復帰の場とした新庄選手の選択は、期待と不安が入り混じる中で迎え入れられました。
しかし蓋を開けてみれば、SHINJO劇場とも呼ばれた数々の斬新なファンサービス、そして記憶に残る劇的なプレー。
北海道に移転して間もない中、地元民の心をガッチリと掴むことに成功します。
そんな中、故障や視力低下を理由に、2006年シーズン序盤に突如同年限りでの現役引退を発表。
結果的にファイターズはその年日本一に輝き、最高の置き土産を残してSHINJO選手は球界を去りました。
以来ファイターズはすっかり「道民球団」として定着し、また宣言通りパ・リーグに対するメディアの注目度も格段に上がりました。
かつては「人気のセ・実力のパ」などと表現されることも多かった両リーグですが、新庄選手の言葉・行動が、パ・リーグ人気上昇の原点の一つとなったことは疑う余地が無いでしょう。
佐々木朗希の名言(ロッテマリーンズ)のかっこいい名言
「追い求めていた感覚が中学生の僕に突然、降ってきた」
高校時代に投じた163km/h(公式戦での最速は160km/h)の速球から「令和の怪物」と評され、2022年に21世紀初の完全試合をNPB史上最年少で達成した、千葉ロッテマリーンズ所属の佐々木朗希投手が、2022年6月にNumberのWeb版に掲載されたインタビューで語った言葉です。
まるで、ある日突然今までとは全く違う感覚を手に入れ覚醒した……と解釈してしまいそうな言葉ですが、その実は「ボールの違い」にありました。
少年時代から周囲と比べて手が大きかった佐々木投手にとって、各世代向けの軟式球(当時、小学生はC号、中学生はB号)は小さすぎたのです。
そのためボールに力がうまく伝わらずに本来のポテンシャルを発揮しきれず、コントロールにも苦労していたとのこと。
それが中3の秋に行われたKボール(構造は軟式、規格は硬式のボール)の大会で、一般成人用の大きさのボールを握ったとき、初めてボールと手がジャストフィットするのを感じた体験を、「追い求めていた感覚が降ってきた」と表現したのでしょう。
実際にそのKボール大会で、当時自己最速の141km/hを記録しています。
現在の軟式野球では中学生も成人と同じM号球を使っていますが、もし佐々木投手の中学生時代にそれが導入されていたら、感覚が2年半ほど早く「降ってきた」ことにより、現実を更に上回る投手が誕生していたかもしれませんね。
イチローの名言(オリックス・マリナーズ・ヤンキース)|のかっこいい名言
Embed from Getty Images「勝たなきゃ意味がない。全然そんなことないんですよ」
もはや説明不要のスーパースター・イチロー選手が、引退から約1年半後の2020年1月にハフポスト日本版のインタビューにて「チームと個」というテーマに関して語った言葉です。
野球は「個人がまずあって、その先に集団がある」ものとした上で、「最終的にチームが勝つことが全て」は「負けたら終わり」の場面が多いアマチュアにしか通用しない考えであると断言。
プロは「個人の結果が出なければそもそも終わってしまう」という観点から、より「個」が重視される環境であり、それを履き違えているか、そのレベルに達していない選手が多くいることを指摘されています。
つまり「どんな状況であっても最高のパフォーマンスをファンに見せられるか」を意識し、体現できるかがプロとアマの大きな違いというわけです。
現役時代は個人成績に固執していると批判されることもあったイチロー選手ですが、そのベースとなる考えに触れると、数々のプレーの見え方もまた変わってくるのではないでしょうか。
インタビュー内では他に若い世代に対して、継続して取り組むことや、経験を肌感覚として身に着けること、新たな環境へ積極的に飛び込むことの大切さも話されていますが、それら全てを高いレベルでこなし、結果として残してきたイチロー選手の言葉だからこその重みが感じられますね。
川﨑宗則の名言|(福岡ソフトバンクホークス・シアトルマリナーズ・トロントブルージェイズ)のかっこいい名言
Embed from Getty Images「ネガティブさって武器になるから、そのままでいいんだよね」
福岡ダイエー~ソフトバンクホークス、MLBシアトル・マリナーズやトロント・ブルージェイズなどで活躍し、現在はルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに所属する川﨑宗則選手が、2020年11月に新R25のインタビューに答えた際の一言です。
日本時代、MLB時代を通じて、明るく前向きなキャラクターが印象的だった川﨑選手ですが、自身について「昔からずーっとネガティブなんです」と評されています。
実際、2018年には自律神経系の病気を患い、ホークスを退団。
その後台湾球界で復帰するも、現在も心療内科への通院は続いているとのこと。
先に紹介したイチロー選手が、「常に同じ行動をして、波を作らない」ことを実践してきたのに対し、川﨑選手は「普通の人には無理」とはっきり仰っています。
その上で、自身がルーキーの時に持った「1年でクビかも」という「ネガティブな覚悟」が練習の原動力となった経験を交え、「ネガティブは武器にもなるから解決しなくていい」と表現されています。
「続ける」ポジティブさと、「辞める」ネガティブさの二面性を持ちあわせる柔軟性が重要。
アスリートといえば、ポジティブさやクールさ、ストイックさが評価されがちですが、「アスリートもひとりの人間である」ことを認識させてくれるような、また違ったカッコよさのある一言ですね。
大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ・ロサンゼルス・エンゼルス)のかっこいい名言
Embed from Getty Images「他人がポイッて捨てた運を拾っているんです」
2022年シーズンも球史に残る様々な記録を打ち立て、こちらも言うまでもないMLBロサンゼルス・エンゼルスの顔となった大谷翔平選手のメッセージ集「不可能を可能にする 大谷翔平120の思考」(ぴあ・2017年出版)に収録されているフレーズです。
大谷選手といえば、野球に対するストイックな姿勢はもちろん、球場内外での紳士的な振る舞いも度々話題になります。
それはファンサービスであったり、相手選手や審判への姿勢であったり、更にはチーム・球場スタッフに対してであったり。
その中でも特に有名なものの一つとして、「試合中にゴミを拾う」シーンが挙げられます。
MLBでは、ダグアウトに紙コップや紙屑が散乱し、グラウンドでも選手がひまわりの種の殻などを吐き出す様子をテレビ中継で目にしたことなる方も多いでしょう。
そんな中で積極的にゴミ拾いをする大谷選手の姿は多くの関係者やファンの共感を呼び、チームメイトのマイク・トラウト選手もそれに影響されてか、ゴミ拾いをする瞬間が度々目撃されています。
この習慣は大谷選手が花巻東高校時代に作った目標設定シートにも記載されており、道具やグラウンドを綺麗に保つことを当時から心がけていたことがわかります。
一種のおまじないのようなものかもしれませんが、どれだけ高みに上り詰めようとも、野球に対し真摯に取り組む姿勢が基本であることを再認識させてくれる、全野球人が模範としたい言葉ですね。
プロ野球に限らず一流アスリートの言葉はそのスポーツだけでなく心に響く言葉が含まれていることが多いです。
山崎武司(中日ドラゴンズ・オリックスブルーウェーブ・楽天ゴールデンイーグルス)|のかっこいい名言
「自分の強みを生かしてそれぞれの役割にハマることが大切です」
中日ドラゴンズや東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍され、39歳で本塁打と打点の二冠王を獲得し、通算400本塁打も達成された山崎武司選手が、2018年にスポーツ用品販売のアルペングループのインタビューにて語った言葉です
野球の花といえばやはりホームラン。山崎選手も27年に渡るプロ野球選手としてのキャリアの中で、一時は引退も考えるほどの不調に陥りながらも、移籍を経て見事に復活。
ここぞという場面での記憶に残る一発を多く残しました。
とはいえ、ホームランバッターとしての役割を全うできる選手は多くはありません。
ご自身が長距離打者だった山崎選手も、飛距離を伸ばす方法などをよく質問されるそうですが、その際にアドバイスされているのがこの言葉。
例えホームランを打てなくても、剛速球を投げられなくても、チームに貢献する方法はある。
自分の長所をしっかりと認識して、その部分を最大限生かすプレイスタイルを確立する。
山崎選手にとってはそれがホームランを打つことであったのでしょう。
イーグルス時代に復活を遂げられたのも、当時の野村克也監督に「三振を恐れずにスイングする」ようアドバイスを受けたからだと語っています。
長所を徹底的に磨き上げることを見失わなかったからこそ、厳しいプロ野球の世界で長くプレイを続けられたのかもしれませんね。
内川聖一(横浜ベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス)のかっこいい名言
Embed from Getty Images「相手に合わせて、自分のスイングを作るんじゃなくて、自分のスイングを相手のボールに合わせてやる」
横浜ベイスターズ、福岡ソフトバンクホークスで活躍し、2022年シーズン限りでの引退が決まった東京ヤクルトスワローズの内川聖一選手が、高校野球ドットコムのインタビューにて2014年に話された言葉です。
相手に合わせて都度スイングを変えてしまうと、崩されたときに思ったようなスイングが出来なくなってしまうため、「自分のインパクトできる幅を広げること」を意識して、崩されたとき、詰まらされたときでも強く打てる、幅広いボールに対応できるようなスイングを作り上げることを大切にされていたと語っています。
これは決して簡単ではないことであるとも話されていますが、それを身に着ける練習をこなし、実践してきたことは、生涯通算打率3割超え、NPBでの右打者シーズン最高打率.378(2022年現在)といった輝かしい記録が証明しています。
また、日本代表としてWBCにも複数回出場し、優勝1回を含む3度のメダル獲得に貢献された内川選手。
初見の投手との対戦がほとんどで、かつデータも潤沢ではない中、内川選手は要所要所でヒットを放ち、好成績を残しています。
それができたのも、この言葉が示すような、言わば「相手を選ばない打撃」が確立されていたからなのでしょうね。
栗山巧 (西武ライオンズ)のかっこいい名言
「“ホームランいりますか、いりませんか?”と聞かれたら、“いりません!”と、はっきり言える自分がいます」
2000年代~10年代の埼玉西武ライオンズを代表する生え抜きスター選手の一人、栗山巧選手が2012年にスポーツジャーナリスト・二宮清純氏のインタビューにて答えた言葉です。
2021年にライオンズ生え抜き選手として初の2000本安打を達成し、今でこそ「巧打者」のイメージが強い栗山選手ですが、高校時代は通算47本塁打を記録し、ルーキー時も長距離打者としてのイメージを描いていたとのこと。
しかし、そんな意識を一変させたのが、同期入団かつ同い年の中村剛也選手の存在でした。
力強い打球を軽々と放つ中村選手を見て、栗山選手も負けじとパワーアップに取り組みますが、思ったような結果を残せません。
そんな時にコーチから受けたアドバイスにより、繋ぐ打撃へとスタイルを切り替えることになります。
その後の努力が実を結び、「巧打者・栗山巧」として一軍に定着し、リーグ優勝や日本一に貢献した他、最多安打のタイトルも獲得。
以来、中村選手が「力」の打者なら、栗山選手は「技」の打者として、ライオンズ打線を支える両輪となり、10年以上に渡ってチームを引っ張ってきました。
成績を出し生き残るためには、時には過去の自分を捨て去るほどの決断が必要になる。
少しでも可能性があれば、それに賭けて一歩踏み出すことの重要性を感じ取ることができるエピソードです。
吉田正尚 (オリックス・バッファローズ)かっこいい名言
Embed from Getty Images「『ダメな時はダメ』、『良いときは良い』と割り切り、メンタルを切り替えながらプレーしています」
オリックス・バファローズ打線を牽引するスラッガー、吉田正尚選手が、2021年にアンダーアーマー社のトークイベントで語った言葉です。
これまで取り上げた3選手の言葉が技術面に着目したものだったのに対し、吉田選手の言葉はメンタル面の重要性を説いたものです。
よく「3割打てば一流の打者」と言われますが、吉田選手ほどの打者であっても、毎日のように不安になるとのこと。打てなかった日は尚更だそうです。
それを払拭するために、常に試合前は万全な準備をして、ネガティブな気持ちを消す努力をされているとも話されていますが、吉田選手にはいわゆる特定の「ルーティーン」が無いそうです。
「全てを完璧にこなそうとすると疲れてしまう」とも言われているので、「ルーティーンを持たないこと」が、逆に心を落ち着かせることに繋がる場合もあるというわけです。
アマチュア野球では、ルーティーンを持つことを強制するような指導が行われるケースも多々見られますが、その方法が必ずしも正しいとは限らないと言うこともできますね。
とはいえ毎年コンスタントに3割台前半~半ばの打率を残されている吉田選手ですから、コメントの中にある「ダメな時」であっても、なんとかヒットにするための技術を持っているのは間違いないでしょう。
先程の内川選手の「崩されたり詰まらされたりしてもヒットにできるスイング」にも通ずるところがありますね。
青木宣親(ヤクルトスワローズ→ブリュワーズ→ロイヤルズ→ジャイアンツ→マリナーズ→アストロズ→ブルージェメッツ⇒ヤクルトスワローズ)のかっこいい名言
Embed from Getty Images「長い間野球をやっているからこそ打てないときがわかるんです」
東京ヤクルトスワローズ所属で、MLBでも6年間プレーされた稀代のヒットメーカー・青木宣親選手が、2019年にプレジデントオンラインのインタビューで語った言葉です。
こちらも主にメンタル面に重きを置いたものですね。
長丁場のシーズン中、青木選手ほどの大ベテランであっても常に良い調子を維持できるわけではなく、日々襲い掛かるストレスやネガティブな感情と戦っているとのこと。
そんな気持ちを遠ざけるため、「今日は打てないな」と感じている時であっても、試合中は絶対にポジティブな言葉しか言わないことを心がけているそうです。
調子が落ちているときをどう乗り切るか、という部分では、技術的な努力や才能のみならず、メンタル面の勝負になるということを、特にMLBでの6年間で実感されたと話されています。
MLBではメジャーとマイナーの待遇差がNPBの1軍・2軍のそれとは桁違いに大きいため、皆の「絶対にマイナーに落ちたくない」という気持ちも、もちろんNPBの選手も常に持っていると思いますが、日本とはレベルが違う危機感を肌身で感じてきたということでしょう。
不調や怪我と向き合いながらも、プロ野球選手として成績を残すことの重要性を、青木選手クラスであってもある種の恐怖として捉えてしまう。
プロの厳しさを実感する一言ですね。
村上宗隆(ヤクルトスワローズ)のカッコいい名言
「自分の気持ちを変えるのも自分の気持ち次第」
2022年、史上最年少の三冠王にして、日本球界記録である王貞治の55号ホームランの記録も塗り替えた村上宗隆選手。
並大抵の精神力を持っていないと達成できない偉業を達成したことで2022年のヤクルトスワローズの顔、プロ野球球界の顔とも言える選手です。
村上選手は高卒3年目の2020年から4番で起用されるようになり、2021年には清原和博選手が樹立していた21歳9か月での通算100本塁打の記録を32年ぶりに更新。
巨人の岡本和真選手とともに本塁打王のタイトルを獲得しました。打点は岡本選手に1打点及ばなかったことでタイトルを逃していたのですが、2021年には打撃面での成長は著しく、チームを日本一に導く原動力となったことは言うまでもありません。
2022年シーズンでは5月の対巨人戦において、2試合連続満塁ホームランを打ったり、交流戦で逆転満塁ホームランを打ったりと、打率、打点、本塁打を積み上げていきました。
このような好成績を数年にわたって残している村上選手ですが、驚くべきは自分自身のメンタルについて『弱い』と捉えていることです。
本人は弱いということを認識しているものの、中学生・高校生時代の恩師はしっかりと自分をコントロールすることができるメンタルの強さを評価しています。
村上選手のこの言葉は、56号はおろか、打率も追いつかれかけてきたときの自分自身の気持ちを乗り越えることができなかったことに対しての想いであり、自分が弱いと思う気持ちを変えることができるのも、自分自身の気持ちなのだということを自分に言い聞かせる言葉なのだといえます。
まだ23歳でありプロ野球人生としてはスタートしたばかりの村上選手。
2023年の活躍はおろか、メジャーへの挑戦も球団から認められていることから、数年後には世界での活躍も見ることができるかもしれません。その活躍の裏付けとなるのがこの言葉に込められた村上選手の想いなのではないでしょうか。
森友哉|オリックス・バファローズ
「バッティングはバッティングで割り切っているし、守りも集中している。別物と考えています」
2022年シーズンオフに西武よりFA宣言にてオリックス・バファローズに移籍した森友哉選手。小学生時代にはオリックスジュニアに在籍していたこともあり、縁のある球団への移籍となったことは記憶に新しいものです。
森選手は、打撃も出来る捕手で、その打撃センスを幼少期から発揮していました。オリックスジュニア時代、キャッチャー兼ピッチャーとしてジュニアトーナメントで優勝。
高校時代には大阪桐蔭高校で元阪神のメジャーリーガー、藤浪晋太郎とバッテリーを組み、春夏連覇を達成した実績を持ちます。
森選手のミート力とパンチ力を合わせ持つバッティングは、当時から天才的だといわれ、高校時代の甲子園での通算成績は、55打数26安打5本塁打、打率.473を記録していました。
高校卒業でプロ入りを希望し、ドラフト1位指名にて西武に入団。プロ入り後の数年は、代打や指名打者として活躍しました。ルーキーイヤーに3試合連続本塁打を記録。2年目には満塁ホームランや、プロ入り通算20本塁打を記録するなど、打撃面で高卒選手としては異例の記録を打ち立てていきました。
2016年以降、本格的にキャッチャーとしての守備に就くようになり、2018年には捕手部門でのベストナイン、2019年にも2年連続でのベストナインを受賞、最優秀バッテリー賞や首位打者になり、パリーグでの最優秀選手にも選出されました。
『別物と考えています』これは、攻守ともに結果を出している森選手だからこその言葉だといえます。
常に攻撃側と同じ視線で守備を行っている捕手だからこそ、打席に立ったときに捕手としての思考でピッチャーに挑むのではなく、打者としての視点でバッティングに臨むことが結果につながっているのでしょう。
2023年オールスターは怪我の為辞退となりましたが、復帰後の活躍が楽しみですね。
プロ野球選手のカッコいい名言のおわりに
今回は主に21世紀のプロ野球界で結果を残している、または残された打者の言葉を取り上げました。
皆さんの参考になる部分はありましたか?
「こんなテーマの名言を取り上げて欲しい」といったご要望がありましたら、コメント欄にてリクエストをお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました