学童・少年野球に初めての参加では何をもっていって良いのか、分からない保護者の方が多いと思います。
まだ、公園のグラウンドでしたら近くにコンビニや店舗があるでのよほどのものでない限り間に合わせは出来ますが、河川敷や離れたグラウンドで行う場合は、買いに行くのにも一苦労ですし、試合が始まったりしたら動くわけにはなかなかいきません。
そこで、チームで持って行った方が良いグッツや、個人個人で持って行った方が良いものを一覧にしてみました。
皆さんで忘備録として利用して頂けたら幸いです。
夏に持って行ける学童野球持ち物リスト
学童野球・少年野球は専用球場でなく、河川敷や遠くのグラウンドでの練習や試合が多くなるし、殆どは保護者さんのサポートで行っていると思います。
特に真夏は荷物の運搬だけでも一仕事になります。でもすべてはグラウンドで汗を流す子供達のため、親はできる限りのことをするのです。
技術は監督やコーチから学び、野球以外のことは保護者から学びます。技術面では劣るでしょうが、同じグラウンドに立てば野球をよく知らない親も野球人になるのです。
練習試合でも公式試合でも、差はないとほとんどの保護者は思っているはず。グラウンドでは、選手である子供達を陰で精一杯サポートするのが保護者の仕事なのです。
その保護者間で持ち物を分担して持つわけですが、その際の内容と理由をご紹介したいと思います。
※練習試合でも公式試合でも内容はほぼ同じです。
①水・麦茶・スポーツドリンクが入ったジャグ数個
夏はほぼ直射日光のもとで試合があります。熱中症の危険もあるため、水分は多めに摂る必要があります。選手の数が多いほどその分多く持って行かなければなりません。
中身は自由ですが、スポーツドリンクは各選手も水筒を持っているのでペットボトルで別に持参する場合もあります。水に関しては、水分補給用と手洗い用の2種類用意しておくと便利です。試合中に軽いけがをしたり、監督が手をさっと洗う時などにいちいち水道のある場所まで行かなくても済みます。
②おしぼり
水で濡らしたおしぼりを凍らせてクーラーボックスに入れ、試合会場に着く頃に適度に溶けている状態にします。暑い夏は特に必需品です。
子供達はもちろんですが、審判の方に試合中の「給水タイム」で水分と一緒に冷たいおしぼりを提供することで、体のほてりを少しでも軽減させるのが目的です。顔や手を拭くだけでもさっぱりします。
③プラスティックコップ
主に監督やコーチ、審判の水分補給用に使います。使用頻度は①・②ほどではないのですが、あればとても便利です。水分補給の時に時間を取らせないためにも常備しておきましょう。紙コップでも良いのですが、急いで給水することになるのでできるだけ丈夫なものが望ましいと思います。
④スコアブック・折りたたみテーブル
この2つはいつもセットで持ち歩きます。監督のそばでスコアを書くので、邪魔にならないよう、あまり大きくない折りたたみのテーブルがいいでしょう。練習試合でもスコアを付けるチームがほとんどですので、いつでも書けるよう筆記用具も一緒にしておくといいですね。スコアラー用の椅子は個人で準備します。
⑤タープ・ブルーシート
日陰のないときは必需品です!
あったとしても日陰は子供達や監督優先なので、子供達の荷物やヘルメットなども置けるように2セット以上はいると思います。応援する保護者のことも考慮すると、3セットあれば間に合うでしょうがチームの方針で「子供が試合中は保護者も同じ環境で」という時もあるので、最低限の人数が入れるタープを用意しておきましょう。ブルーシートは子供達のバッグやシューズを置きます。
⑤長椅子
選手がベンチにいるための椅子です。公式試合では設置されていることがほとんどですが、控えの選手のスペースがない時には折り畳み式のベンチタイプが便利です。練習試合では必須になるでしょう。また、保護者は個人で用意します。キャンプなどで使うドリンクホルダーがついた折りたたみ椅子が便利です。
以上5点はチームで必ず用意します。量にするとかなり多いので、当番制にして試合のたびに持参し、交代制にすればみんなで負担できるのでいいと思います。チームごとに持ち物は違うかもしれませんが、最低限用意するべきものとして考えていただくといいと思います。
次に、学童・少年野球で各個人で用意しておくといいものをご紹介します。
①個人用飲料
チームで用意した水分には限りがあります。自分の子どもの不足分として、ペットボトル(スポーツドリンクでもお茶でも可)を用意しておくといいでしょう。
②塩分補給のタブレット等
最近は屋外スポーツで熱中症にかかることが多くなってきています。保護者も炎天下の中、懸命に子供達をサポートするために動いています。試合中に水分を摂るのもいいのですがさっと取り出して口に入れるだけでも熱中症予防につながるので最近持参する人が増えています。
③1人がけの折りたたみ椅子
先ほどのチームの持ち物でも触れましたが、選手用の長椅子に余裕がないときは個人で用意することになります。
スコアラーは必ず必要になるので1人1人持って行った方がいいと思います。
チームと個人用に簡単にご紹介しましたが、チームの方針を確認して用意し持参しましょう。子供達が楽しく安全にプレーできるための、保護者としての仕事ですね。
筆者のチームではお父さん方がボール拾いなどの実際にグラウンドでのサポートをし、お母さん方がスコアラーや審判への給水・子供達や監督への給水を担当しています。公式試合ではグラウンド内に給水以外では入れないので保護者は応援に徹していますがグラウンドに立っている気分で、一丸となって声を出しています。
お子さんが学童野球・少年野球をしている保護者の方などの参考になれば幸いです。
秋・冬の少年野球ではこのようなアイテムも必要!
秋から冬のシーズンでは、気温が低くなることもあり、寒さへの対応が必要になってきます。グランドでプレーしている子どもたちの怪我や風邪の予防、同伴している保護者も風邪を引かないようにするためにも重要となるポイントです。
秋・冬のシーズンにあると便利なアイテムは、防寒対策のグッズが特に重要になります。
①グラウンドコート
グラウンドコートは身体を冷やさないために必要な便利グッツです。
練習前や試合前に体が冷えた状態で身体を動かそうとすると、怪我のリスクが高くなります。また、動いた後であれば風邪をひかせてしまいます。そのような体温を維持させるためにあると便利なアイテムです。
②ネックウォーマー
少年野球の練習中や試合中に、グラウンドコートを来たままグラウンドに出ることはできません。ここで防寒対策として活躍するのがネックウォーマーです。首元から暖かい空気は外に漏れだしてしまいますので、首元をネックウォーマーで塞ぐことで、かなり温度を保つことができます。
少年野球に限らず、タートルネックなどのシャツなどを着こむのは防寒対策にいいですが、運動のしやすさなどを考慮すればネックウォーマーは体温維持の観点で便利グッツなのです。
③お湯のポット
冬場の持参物としてお湯はかかせません!冬場は昼でも気温が高くなりませんので、昼食時などでも活躍します。冷えたお弁当を食べる時に味噌汁を作ったり、カップのコーンポタージュ、ココアなどのホットドリンクを作るのにもお湯はあると便利なのです。
④ブルーシート
荷物を濡らさないために、ブルーシートはあると便利です。
秋以降、気温が低くなると夜露が発生しやすくなります。特に11月から2月にかけては夜露の多い季節となります。練習や試合にグランドなどに行くと、まだ夜露が乾いていないことから、荷物などを直置きすることで、濡らしてしまいます。
⑤カイロ
応援や同伴できている保護者の場合、動かずに座ったままの場合があり、地面からの冷えや冬場の冷たい風で身体が冷え切ってしまいます。
寒さ対策の便利グッツとして、背中などに貼るタイプのカイロや靴の底用のカイロはあると便利です。焚火などで熱源を作ることができる場合もありますが、動く機会が少ない同伴者では、個人で持つことがでる熱源はあると便利なのです。
⑥毛布等
休憩時間などでは、毛布を用意しておけば、子どもたちはそれを巻くことができ、身体を冷やさないで済みます。
特に真冬など、外気温が10℃を下回ってくると、かなり寒いですので、動いて温めているからだを急激に冷やしてしまい、怪我や故障、風邪などの原因になってしまいます。野球用の毛布を用意しておくことで、それらを防ぐことができるのです。
その他、飲み物も温かいものも必要でしょう。温かいお茶やコーヒー、ホットレモンなどのような飲み物を水筒で用意しておけば、気軽に飲むこともできます。
このように秋から冬にかけての少年野球では、子どもたちや保護者・同伴者についても、寒さ対策のアイテムが必須になってきます。怪我や病気を防ぎ、寒い冬場でも野球をプレーできるようにあると便利なものは用意するようにしていきましょう。
チームと個人用に簡単にご紹介しましたが、チームの方針を確認して用意し持参しましょう。子供達が楽しく安全にプレーできるための、保護者としての仕事ですね。
筆者のチームではお父さん方がボール拾いなどの実際にグラウンドでのサポートをし、お母さん方がスコアラーや審判への給水・子供達や監督への給水を担当しています。公式試合ではグラウンド内に給水以外では入れないので保護者は応援に徹していますがグラウンドに立っている気分で、一丸となって声を出しています。
お子さんが学童野球・少年野球をしている保護者の方などの参考になれば幸いです。