神奈川県の中学軟式野球チームを中心に16チームで行われた「レモンガス杯争奪湘南カップ 中学生軟式野球大会」の取材も最後のチームになります。
神奈川県川崎市の歴史ある中学野球チーム「菅フェニックス」
中学の軟式クラブチームを一度にインタビューできる機会はあまりないので、貴重な機会になりました。
試合が終了後にバックネット裏の本部室で「菅フェニックス」さんも大村監督にインタビューをお願いして快諾していただきました。
『横浜DeNAベイスターズ(ファーム)の準本拠地としてプロ野球イースタンリーグ公式戦や少年野球の試合など幅広く利用され、高校野球の県予選会場でもあります。私も何度かお邪魔した事がある場所でした。駐車場も球場のわきですので野球する方にとっては利用しやすい場所でした。
菅フェニックス | |
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活動地域 | 神奈川県川崎市 |
所属リーグ | 神奈川リーグ・全日本軟式野球連盟 |
設立年月日 | 1958年 |
監督・スタッフ | 大村保延監督 コーチングスタッフ5名 |
チームの人数 | 3年12名 2年9名 1年17名 |
練習グラウンド | 多摩川の河川敷 矢野口 |
練習日と時間 | 土日祭日 |
その他の特徴 | 神奈川県で最も歴史がある中学野球チーム |
インタビュー後記
ノックを打ち続ける大村監督さん、自分にも厳しいルールを作って監督をされているのが理解出来ました。
歴史あるチームですので、野球の技術は勿論ですが、人を育てるという事を主に行っているとの事ですが、大村監督さんのインタビューからもそれを感じることが出来ました
インタビューの中にも出てきましたが、どのチームも現時点では選手登録を中学の野球部の部活とクラブチームのどちらかを選ばなければいけないという事ですが、より良い方法が出て来て、より多くの野球が中学時代に体験できるようになるようになれば良いですね!
インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします
菅フェニックスクラブ 大村保延です。神奈川県川崎市のチームです
長瀬:普段の練習場所を教えて下さい
多摩川の河川敷、矢野口と川崎の境、東京都と川崎市の境になります。矢野口の橋とか多摩川原橋とかです
長瀬:監督になったいきさつは?
自分の子供が今チームにお世話になった時に一緒にコーチとして招いていただいて、その後監督をさせて頂きました
長瀬: チームのスローガンは?
今年のスローガンは「初心忘れずべからず」にしてあります。今年の3年生は今日、負けてしまったんですけれど、勝てた時があったのでそれを忘れないで欲しいという事です。
長瀬:毎年スローガンを変えているのですか?
そうですね、2年に1回とか、毎年とか変えています
長瀬:合宿はされていますか?
合宿はしていました。ですがコロナの影響で、2~3年、今年で3年続けてできませんでした
長瀬:それまではどこに行かれていましたか?
茨城です。神栖市という所です
長瀬:普段の練習時間は?
日数的に言うと土曜日、日曜日、祝日のほぼ1日ですね、朝8時から夕方5時~6時位までやっています
長瀬:チーム独特の練習とかはありますか?
常にノックを打ち続けています。 練習とか選手のユニフォームは最後には土の色みたいになります。今、西武ライオンズは茶色のユニフォームですが全員あんな色になります。
長瀬:監督さんも体力がいりますね?
そうですね、僕も一日何本打つのか数えて事ないです。相当な本数は打っています
長瀬:チーム出身で高校・大学などで活躍された選手はおられますか?
私の知る限りではいないのですが、東海大菅生さんとか国士舘さんとかに行った子はいます
長瀬:高校で野球をづづける割合はいかがしょうか?
私ども目指しているのは、そこに送り出してあげたいというのがチームのモットーというのか私どもスタッフの考え方なので、ほぼ9割くらいはやってくれていると思います
長瀬:中学校の部活とクラブチームの関係を教えて下さい
部活との兼部が基本的に禁止で、兼部していると出れない大会があるので基本的には野球部はうちのチームでは禁止にしています
長瀬:すると学校では何の部活に入られているお子さんが多いのですか?
陸上部が主であったり、数年前に面白い選手がいて茶道部とかの選手もおりました
長瀬:これからどんなチームにしていきたい夢はありますか?
いつも言っているのは挨拶とか、礼儀とか道具の片づけ管理とかをまず出来るようにして、選手の人間性を上げてあげて、その上で野球を上手くやって行けるような人育てを主に考えております
長瀬:今日は試合後という事でお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です