引き続き横浜市都筑区の中学校の野球部監督インタビューの第2弾になります。
中学の先生方でも長く監督をされているベテランの先生、今年から顧問をで監督をされている先生など多くの監督から話が聞ける機会を設けていただきベテランから新人までの先生にインタビューをお願いしました。
横浜市都筑区の茅ヶ崎中学校で大会中に監督にインタビューをお願いしました
当日は、予定されていた決勝戦は雨天で行われませんでしたが、中学生の野球指導者、学校の顧問の先生という難しい立場でありながらみなさん野球に関して熱い思いを語っていただきました。
静かな住宅街にある中学校です。グランドは中学校の野球場としては立派な設備のでした。今回は、都筑区の中学の野球部の大会の決勝だったのですがあいにくの雨の為、延期になってしまったのですが、指導者の全員が集まっていただきました。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 神奈川県横浜市都筑区 横浜市立中川西中学校 |
所属リーグ | 横浜市中学校体育連盟 |
設立年月日 | 調査中 |
監督スタッフ | 監督:簗瀬秀彌氏(3年) 顧問3名 |
チームの人数 | 3年生7名 2年生8名 |
練習グラウンド | 学校のグラウンド |
練習日と時間 | 原則平日4日・土日のどちらか |
その他の特徴 | 学校規則にそって練習を行っているそうです |
インタビュー後記
初めての顧問、監督就任だそうですがとても熱く語っていただいた簗瀬監督。
野球の指導者であると同時に中学の教員で部活動の顧問であるというクラブチームとは違ったスタンスで行う中で、前向きに個人の技術とチームのレベルも上げて行くという姿勢が感じられました。
中学生から上になると学校のクラブ活動が主になる野球というスポーツですので、その中でどのように個人技術のレベルアップも行って行くのか、クラブ内クラブ外での活動を上手く組み合わせるところが課題なのかなと感じました。
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします
横浜市都筑区にあります
中川西中学校で監督を務めています梁瀬と申します
長瀬:普段の練習場所はどちらですか?
負担は基本的には学校のグラウンドで行っています。たまには横浜市の公営球場とかを借りて練習をしたりしています。
長瀬:監督さんに就任されたいきさつは?
自分がこの学校に来たのが5年前になるのですけれど、その時にいた先生から引き継いで、今2チーム目という事で顧問から引き継いだ形になります。
長瀬:前も監督はされていたのですか?
監督は今回が初めてです
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい
最近は1月にありました1年生大会は、これは合同チームだったんですけれどリーグ戦で行いまして、そこで一応優勝しました。うちだけの力ではないですけれど。。。
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい
はい、応援されるチームという事で、誰からも応援される人間になりなさいと言う事で、そのような指導をしています。
長瀬:試合をすると保護者の方とか見に来れれますか?
はい、保護者の方が見に来ていただいて、うちは当番とかは特にないのですけれどビデオをずっっと撮ってくださったり、色々アドバイスくれた入りする保護者の方もいらっしゃいます。
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
平日は1日休養日を設けています。月曜日だったり私が会議の時だったり不定期ですね。土曜日、日曜日はどちらか1日という事で、土曜日出来たら日曜日はオフって事が多いですね! 練習は3時間です
長瀬:チーム独特の練習やトレーニングなどはありますか?
野球の技術の面で言うと、うちの学校はキャッチボールに力を入れています。他の学校よりもキャッチボールの時間が長いと思います。
後は、ありがたい事に私の他にも2名の顧問がおりまして私の含めて3名が野球をやっていた経験者、指導者ですのでなので3名が野球を教えられるというのは強みかなと。。
チームの戦術的なところは監督である私が色々決めたりするのですけれども3名がそれぞれ、たとえばゴロ取りかたとか、バッテイングに関してもそれぞれ別の事を言うので、それは子供に対して3人の指導者の先生が色々言うけれども、それは自分に合ったものを選択しなさいという風には言っているので、それは色々な先生が指導して子供達が取捨選択してというのは多きかなと思います。
長瀬:人数が多いと先生一人だと大変ですね。
また、OBがうちは練習に顔出してくれるので、たとえば高校野球を経験したOBが学校に戻ってきてくれて練習してくれたり指導してくれたりも多いので、そういった面でも子供たちは色々なところから、私だけでなく野球の知識や技術だったりを吸収しながらって所はあると思います。
長瀬:高校で野球を続ける卒部生はどの位いますか?
高校野球に進む者が非常に多く、今の卒業した3年生は15名いたのですけれど半数以上は高校野球を続けるという事です。
長瀬:チーム出身者で高校・大学・プロ野球などで活躍された方はいますか?
そうですね、高校野球では活躍して、その活躍をこちらでテレビで応援したりとか、そういう時は他の先生と情報共有して出てるねとかあります。
長瀬:やはり県内の高校が多いですか?
うちの場合は県内が多いです。
長瀬:クラブチームと部活の関係ですがどの様になっていますか?
うちの場合ですと学校の部活動ですので、クラブチームと兼部してもそこのところは子供達が取捨選択して、うちで例えば平日練習をやって土日クラブチームというのも、練習に関しては認めております。
もちろん保護者の方と相談しながらやっております。
長瀬:まだまだそのようなケースは、私も聞くのですが少ないと思うのですが。。クラブチームでやっていても部活で出来るような環境を学校もクラブも作ってほしいと思っています。
長瀬:入部ですが、何か(勧誘)活動をされているでしょうか?
そうですね、子供達が生徒会活動の一環として部活動のオリエンテーションという事で勧誘をしたりとかはあります。
長瀬:最近の入部の状況はいかがですか?
自分が当初来た時と比べると少しずつ減っているような現状があります。
長瀬:野球に興味がない子供達が増えて来てるのでしょうか?
それもあるかもしれません。
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい
うちのチームは中学校から野球を始めた部員も多くいますので、そういった部員でも3年間活動すればこういったことが出来るのではないかなと、出来なかった事が出来るようになったというのが、一人ひとり一つの自分の中で目標というか、出来ることが一つづつ増えるのが中学の部活の最大の醍醐味だと思います。
ひとりひとりを育てて行きながらチームとしても1勝でも多く勝てるように頑張ります。
長瀬:学校の部活というのは野球の技術を教える以上に、他の面もあると思いますので、それも含めて頑張っていただきたいと思います。
本日はお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です