千葉県柏市は中学校の野球部のクラブチーム化に伴い学校の部活のクラブチーム化と新しい中学軟式のクラブチームも誕生してきました。
千葉県では純粋な中学軟式のクラブチームはまだ少ないのですが、今回中学女子チームが誕生したという事で取材に伺わせていただきました。
千葉県柏市の女子中学野球クラブチームに取材を行いました
柏の市内からは手賀沼に沿って走り、現地に到着しました。テニスコートや他の施設もある大きな公園なのですが、裏の道から入り様子で、手賀の丘公園の野球場に到着しました。
柏市の市内からは少し離れますが手賀沼の近くにある公園の野球場です。総合運動公園ですので周辺の設備は整った場所でした。グラウンドも状態は良かったです。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 千葉県柏市 |
所属リーグ | 関東女子軟式野球連盟・ | 柏市リーグ
設立年月日 | 2020年6月 |
監督スタッフ | 北川正樹監督(1年) 川口 亘太代表 コーチ・スタッフ10名 |
チームの人数 | 3年11名 2年12名 1年10名 |
練習グラウンド | 手賀の丘公園野球場・沼南スタジアム他 |
練習日と時間 | 土日祭日 月会費:7000円 |
その他の特徴 | Enjoy Baseball がスローガン |
インタビュー後記
女子野球が始まってもう10年以上たちますが、中学女子野球も関係者の皆さんの努力でここまで成長してきたのかと嬉しい気持ちになりました。
出来てから数年のチームで、監督、コーチだけでなくお手伝いされている保護者の皆さんも生き生きとしており、楽しそうに活動している姿が印象に残りました。
それと、中学の部活との連携ですが中学野球の場合、全国ほとんどの場所では軟式でも硬式でもクラブチームか部活かの二者択一になってしまっていますが、その辺りも少しづつ変わってきてもっとスポーツを楽しむチャンスが出てくればと思っています。
インタビューの中でも触れいましたが、中の何人かの選手が高校でもプレーするという事を言われておりましたが、この流れが大きくなり他の高校でも女子野球部が誕生して引いては野球人口に拡大になることを夢ではなくなって来た嬉しい気持ちになりました
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします
北川正樹です。柏女子野球倶楽部の監督をやってます
長瀬:中学女子チームの監督さんという事で出来たいきさつなども教えていただけるでしょうか?
柏女子野球倶楽部は3年前に設立しまして、今は3年生が1期生でやっています。
少年野球は柏では活発にやっていまして女子の選手も何人か必ずいるんですけれどなかなか中学校の部活でやるという所まで行かなくて残念ながら中学校で野球をあきらめてしまうって子が多かったのですが、代表と何とか女子の野球を作る場所を作ろうという事で設立しました。
設立時からヘッドコーチで関わらせてもらって、今は監督になって一年目です
長瀬:中学女子チームを作る時に各学童チームに声を掛けたと思うのですがスムースに進みましたか?
そうですね、1期生が11人おりますがみんな「よく作ってくれた」と
設立の時に選手と一緒に作って行ったという感じなので、まず最初に11人が先輩がいない中で、作って行ってくれたなと思います
長瀬:大会も出られていると思いますが成績を教えて下さい
1期生がやっと今3年生になって、それまでは弱かったですけれど今年の関東女子の大会でベスト8まで入りました。勝ちあがることが出来ました
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい
エンジョイベースボールを掲げてまして団旗にも大きくエンジョイベースボールと書いてあります。それぞれのエンジョイの仕方があると思うのですが自主的に自立して自分のエンジョイは何かを見つけるのを大切にしています
長瀬:合宿はされていますか?
毎年夏休みにしようという事で大学の施設を借りて合宿の準備を毎年していたのですが残念ながらコロナの関係でまだ一度もできなくて、今年の夏に野球の合宿は自粛はしたのですが、一回くらいみんなで泊まってみんなでとい言う事で、野球の試合は出来なかったのです1回だけみんなで泊まりに行きました
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
土曜、日曜祝日はフルで朝8時半から17時までみっちり1日中やっています
長瀬:チーム独特の練習や女子独特のトレーニングなどはありますか?
本当に試行錯誤で、メディカルコーチという事で立ち位置で個人の先生とか色々なフィジカルな面を専門にされているコーチがいらっしゃるので冬場の体力づくりとか、やはり女子の独特のリズム感、楽しいリズム感が良い選手が多いのでその辺もっと生かそうという事で、アップの時からリズムを取り入れて動きを軽やかに、リズミカルにという所が伸びる様に練習をしています
長瀬:野球をやっていて興味を持つところとか男子と違うのでしょうか?
そうですね、モチベーションがどこにあるか、私も野球をやってきましたけれどやはり女性独特のやり方というか、カッコよさ、男が憧れるカッコよさが違うという所が面白いです。
長瀬:これから高校に行って、卒団生はどういう進路を考えているのでしょうか?
今年初めて卒業生が出るので、高校でもやりたいという選手が5~6人いまして色々な学校の体験に生かしていただいて監督さんが見に来ていただく事もあって、今5人は高校を決めていて県外も含めて寮に入って高校でも続けると、そういう選手が5人決まっています
長瀬:10年ほど前、女子学童が盛んになって来てやっと10何年たってやっと女子の中学野球も盛んになってきた東医感じで、これから高校も良くなってくるのじゃないかと思い期待しています
長瀬:中学の部活との兼部というか。先程お聞きしたのですが中学の部活にも入っている選手がいると聞きしたのですがどのように両立をしているのでしょうか?
平日の練習は当然部活に一生懸命参加して土日の大会も大会によって中学校の先生とも連携が良くできているので、試合に出してもらえる環境がありましてなので大会に応じてこちらのクラブチームの大会に出るのか部活の大会に出るのか本人と学校と相談しながら完全に部活と両立できています。
長瀬:柏市はクラブチームと部活の両立が出来ているのですね?
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい
本当に明るくて楽しいチームで面白い選手が多いのですが、今は勝つ喜びが見えてきて、今年改めて強豪チームになろうということで選手とコーチと保護者の皆さんと強豪チームを自分たちの手で作ろうよという事で、今本気で強く成ろうという事で、それが楽しいというモチベーションんにもなっています。
長瀬:どんなチームに育っていくのか皆さんお手腕の見せ所だと思うのですが、私の方もインタビューをしてどんなチームになるのか楽しみにしています。来年の活躍も期待しております。頑張ってください。ありがとうございました。
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です