東京都足立区 中学軟式野球「シニア・クラーク」監督
先週の足立区の「リトルフイッシュ」さんに続き少年軟式野球チーム「シニアクラーク」の塩原監督にお話を伺いました。
シニアクラークは昨年中日ドラゴンズにドラフト1位で指名された、ブライト健太の出身チームでもあります。
また、小学生の学童チームもあり、5~6年生はリトルクラーク、4年生以下はクラークジュニアとして一貫した野球指導で活躍している中学軟式野球チームです。
今回の撮影は: 東京都足立区梅本グラウンド
荒川にかかる西新井橋の上流にある多目的広場です。下流には西新井橋緑地野球場として8面の野球専用、2面のグラウンドがあります。西新井橋の両岸とも足立区になります。 |
シニアクラーク | |
地域 | 東京都足立区 |
所属リーグ | 足立区少年野球連盟 梅本リーグ |
設立年月日 | 約45年・町内会のチームから発展 |
監督・スタッフ | 塩原匡人監督 4年(ヘッドコーチ10年)コーチ8名 |
チームの人数 | 3年10名 2年7名 |
練習グラウンド | 足立区梅本グラウンド |
練習日 | 土曜・日曜・祝日 夏合宿あり |
その他 | 保護者の手伝いなし・ 西保コンドルス。青井クラブから入団 |
インタビュー後記
他チームからも、出身選手の「ブライト健太」選手がプロ野球に指名されたお話は聞いておりましたが、チームも盛り上がるのはとても嬉しい事だと思います。
もともと、少年軟式クラブチームは全国的に少ないのですが、中学軟式クラブチームがある地区でもなかなか、中学校の部活と連携が取れていないところもあり、部活と学校外で両方とも野球を行うのはなかなか難しい状況が多いと聞いております。
近い将来、中学のすべてクラブ組織になると言う事ですが、私もどんな形になるのかちょっと想像できないのですが、スポーツに関しては地域でずいぶん違いが出てくる気がしています。
インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします。
私、監督をやらしていただいている塩原と申します。チーム名はシニアクラークといます。
長瀬:普段の練習場所は?
普段はこちらの西新井橋たもとの私のもリーグのグランド、後は主に土手、後は今借りてます、足立第六中学校を使って練習しております。
長瀬:最近のチームの成績はいかがでしょうか?
最近は足立区でベスト8,ベスト 4 のところで止まってはおりますが、今までの所は都大会出場も果たしております。
長瀬:足立区は中学軟式野球が盛んでたくさんチームがありますね?
長瀬:チームのスローガンを教えてください
「心を 1 つに」という形で私の下の学童から中学部までチーム全体仲良くやって心を全体 1 つにして、将来子供の育成のためにやっていこうということでやっております。
長瀬:監督になられた経緯を教えて下さい/span>
私自身、年長から中学 3 年生まで、こちらのクラークでお世話になってまして。大人にになってからまた改めてコーチで帰ってきて、その後 10 年ヘッドコーチを経て、今は監督 4 年目をやらせていただいています。
長瀬:合宿などはされていますか?
はい、基本的に7 月もしくは 8 月に 1 回、全部チーム下の小学生から中学生合わせて全体で合宿は行っておりますが、コロナ等で昨年から止まってはいますが、夏にやっております。
長瀬:普段の練習時間はどのくらいされていますか?
その日によりますけど、やはり夏場でしたら朝7 時から夕方の 5 時とかまで出来るだけ日の当たっているうち練習をやるようにしております。
長瀬:独特の練習法、チームで気を付けている練習法はありますか?
そうですね。基本的には、高校でその先もやってもらうために高校に向けて、もちろん、硬式軟式、いろんな子供の選択はありますけど、高校行った時にそこで恥ずかしくないように基礎のところをやるようにで、チームとしては燃え尽きさせないように、ずっと続けてもらうようにして、そういった形の練習経由、研修方針でやっております。
長瀬:卒団後も野球を続けていますか?
そうですね、半分以上の子供は何らかの形で野球は、もちろんやっております。軟式・硬式含めですね。
長瀬:チーム出身で高校・大学で活躍された選手はいらっしゃいますか?
ちょうど今年の中日のドラフト 1 位のブライト健太君が!今年ドラフト 1 位に入ってくれて、チーム今盛り上がってる状態です。
長瀬:体験参加や選手の集め方はどんなことをしていますか?
基本的には足立区の軟式野球連盟のホームページもありますし、後はお母さん方という口コミ等で紹介していただくことも多いので、色々チラシを配ったりとかっていう活動をしております。
長瀬:塩原監督が現役のころと比べて増減はありますか?
昔に比べたらやっぱり多くなってます。うちのチームはのちかと言えばえー。
昔はもちろんその年によって多い少ないはありますけど、私の時に比べたら子供は人数的には多くなってますね。
長瀬:足立区ですが中学の部活とクラブチームの連携などはされているのでしょうか?
私の方は、中学の監督ともそれぞれ名刺交換させて連絡先交換させていただいて、基本的には学校部活の後だったり、日曜祝日が基本的な活動日程になってますので、活動を両立してやってもらってます。
選手の方はもう 1 週間まるまる野球やってるものなので、野球部に入って全部、兼部ですね。
長瀬:監督に就任して良かったことはありますか?
そうですね、もうここ十何年やってるので、もう本当にちっちゃい子の成長の後、子供の達に卒業生とまた顔を合わせてお酒を飲めたりだったりとか、今も出身の先輩が 2人来てくれてますけども。
そういった交流がやっぱりできるのはやっぱり一番いいかなとは思ってます。
長瀬:今は何か悩みがありますか?
私のチームでは多くなったと言いましたが、やっぱり足立区全体としたらやっぱり野球人は減って今来てるのかなと。
野球をやれる場所が減っては来てるので、もう少しやはり子供たちが思いっきり楽しめる環境があればいいなと言う事は悩んでいます。
長瀬:これからどんなチームにしていきたい夢はありますか?
もちろん勝負事なので勝ってはいきたいですけども、ただ先ほど言ったように子供たちが正しくやってくれて、その先高校もしくは大学、もしくは草野球まで続けてくれて、久しぶりに顔を出してくれていっている形で、やっぱり ファミリー 的にやっていければ 1番いいのかなとは思ってます。
長瀬:これから試合は控えているのでしょうか?
来週から大会が始まりますので、それに向けてやっていきますね。
長瀬:今年もよい成績を期待してます。本日はどうもありがとうございました。
インタビューで見た野球グッツ紹介
毎週少年野球で見かけたグッツを紹介していくことにしました。シニアクラークはビヨンドマックスなど飛ぶバットは使用しないそうで、すべてがアルミバットでした。
また、バット・グラブともミズノが多かったですね。