今回は久しぶりの学童野球の取材という事で、少し緊張しながら東京都西東京市に向かいました。
以前のインタビューを調べてみたのですが、残念ながら西東京市の学童は初めてで、わずかに中学校の選抜チームのみ取材をしておりました。
まだ、まだ知らないチームどころか全くお邪魔していない地域も沢山あります。
東京都西東京市の学童野球チーム「西東京ツインズ」にお邪魔してきました
西東京ツインズは以前にあった学童野球の2チームが合併してできたチームだそうです。
初めてお邪魔する、谷戸第二小学校はグラウンドが大きな小学校で到着するとすでに低学年・高学年ともに練習が始まっていました。
連絡を取らせていただいていた大澤監督さんにご挨拶をして早速、取材を行いました。
西東京ツインズのメインの小学校である谷戸第二小学校、ここは住宅地で良い環境の中にある学校です。小学校のグラウンドとしては大きなグラウンドで練習は余裕をもって出来ていました。この日は雨でグラウンドが少し濡れていましたが、練習は通常通り行われていました。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 東京都西東京市 |
所属リーグ | 全日本軟式野球連盟 |
設立年月日 | 2003年11月30日 |
監督スタッフ | 大澤信幸監督(6年目) 金井政則代表 |
チームの人数 | 高学年 15名 低学年20名 |
練習グラウンド | 西東京市立谷戸第二小学校 |
練習日と時間 | 土日祭日 |
その他の特徴 | 近隣の10校以上の小学校から参加・コーチは保護者・元保護者。2チームが統合した学童野球チーム |
インタビュー後記
大澤監督さんはとても落ち着いた方で、あまり打合せしていなかった質問にも丁寧に答えていただきました。
グラウンドには保護者の方々もコーチとして参加していますので、子供達数人単位で指導が出来ており、効率的な練習が出来ているチームで、保護者の参加率がとても高いチームでした。
どうしても、指導者が少人数だと出来ることが限られてきますし、練習時間は昔と比べて短くなっていますのでこの様に効率的に練習できる少年野球チームがもっと増えて行けば、子供達が野球に戻ってくるのではないかと感じました。
ホームページも見させていただきましたが、アップデートもされて定期的に管理されており新しく入ろうとしている保護者への必要な情報がしっかり掲載されていました。
学童野球も徐々に変わりつつあるチームも増えてきているのは喜ばしいことです。
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします
西東京ツインズの監督をしています大澤と申します。よろしくお願いします。
長瀬:普段の練習場所はどちらですか?
普段はメインの小学校は西東京市立谷戸第二小学校になりますので谷戸二小学校がメインの学校になります
長瀬:監督さんに就任されたいきさつは?
私の息子がですね、もう社会人になっていますけれどツインズの方に入団いたしまして、息子が卒団してからもOBとしてチームを手伝いようになって、それでだんだん指導者が少なくなってきた中で私が担当するという順番が回って来たので、そんな状況です。
長瀬:今な何年くらいになりますが?
監督をやって6年目です
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい
去年に全日本学童大会の西東京代表として出場しました。また3年前に都知事杯そちらの方にも出場したり、あとはジャビットカップ、同じ学年ですけれどジャビットカップ、そちらの方にも出場した経験があります。
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい
はい、チームのスローガンは「仲間を信じて全員野球」がチームのスローガンになります。
長瀬:月々の部費を教えて下さい
月の部費は基本2000円なんですが、これが高学年、低学年は1000円、兄弟がいると下の子は500円を割り引くと特典も付けています。
長瀬:合宿はされていますか?
コロナに入る前までは合宿をやっておりまして、ここ数年は山梨の方に行きましてそこで合宿をしていました。
今年の夏は同じく山梨の方に行く予定にはしています。
長瀬:ごりごりな合宿、また逆の合宿、どんな合宿でしょうか?
以前はレジャーとかレクリエーションもっていう形でやっていたこともあるのですが、今は普通に練習をメインにやったりとか、後は年によってはその地域のチームと交流試合というような形で練習試合をやったりとか交流を深める年もあったりしました。
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
土曜と日曜週末やっておりまして、基本的には校庭が使えるのが半日ですので9時から午後の1時まで、もしくは午後の1時から午後の5時までのどちらかでやっておりますけれども、あと市内のグラウンドが取れる場合もありますのでその場合は、1日、9時から5時までの形で練習する事もあります。
長瀬:チーム独特の練習やトレーニングなどはありますか?
そうですね、しっかりアップのほうは時間をかけてやっています。
やはり怪我が心配、気を付けなければならな所でもありますので、それは今、スタッフの方が練習、トレーニングメニューを勉強して取り入れたりしてやっています。
長瀬:練習ではこんな練習をしているとかありますか?
そうですね、ありきたりなんですけれど守備、ゴロ捕球の部分であったり、後はバッテイングですね! ロングトスとか、後はマシンをチームの方に2台ありますのでマシンで今数を合わせるような取り入れるような形でやっています。
長瀬:チーム出身者で高校・大学・プロ野球などで活躍された方はいますか?
女子のOGがいるんですけれど、今作新学園の方の女子野球の硬式チームの方でキャッチャーをやっているのが一人います。
長瀬:部員を集めるための活動を教えて下さい
これも野球教室、「やとにん野球教室」と言うのですけれど、それを野球教室をやっております。つい先週も野球教室を開催しまして15~6人の子供達が集まりました。
連盟ではなくて学校の校庭を管理している団体がありましてそこのイベントという形で一緒に野球を楽しんでもらうイベントをやっております
長瀬:最近のイベントの反応はどうですか?
他のチームにも聞くのですが、やはりWBC効果で特に低学年の、2年生であるとか、1年生、幼稚園が来るようなことが、特に今回は多かったです
長瀬:中学で続けるお子さんの中で、学校の野球部、硬式クラブチーム・軟式クラブチームの割合は?
今年で言うと比較的多く野球に関わっている、続けている選手が多くて12人卒団をしましたけれど、そのうちの8人はクラブチームであったり部活の方でやっているという風に聞いています。
長瀬:6年間監督をされていて割合の傾向のようなものはあるでしょうか?
昔はと言いますか、息子がいた時には軟式の学童のそのままの延長線で部活を、軟式の野球を続けると、そのまま学童チームのメンバーがそのまま中学のエスカレーターとして上がっていくというのが多かったのですが、
今は各選手の方が考えて自分は部活に行くだとか、シニアに行くだとか、家族との話し合いもあると思うのですけれど、自分に合った野球スタイルとかを目指していくというような傾向になるような感じがします。
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい
これは、チームのスタッフの方と共通している、チーム方針なのですが強いチームとか試合に勝つチームよりは野球を楽しんで長く、野球をする選手、野好きの選手を育てることが方針で、僕もその方針でやってます。
先ほども言いましたが、中学、高校で野球を続けて、また甲子園目指して行くとか、大学野球やってプロに行くとか言う選手が一人でも出てくることを願いながら指導をしています。
長瀬:今は5月で試合の真っ最中だと思いますが、頑張っていただき無事シーズンをすぐすことを期待しております。本日はお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です