新潟県での取材の最後は少年硬式リーグの「ヤングリーグ」のチーム「新潟ベースボールクラブ中学部」にお邪魔しました
新潟市唯一のヤングリーグチーム「新潟ベースボールクラブ」
「新潟ベースボールクラブ」は中学硬式チームだけでなく軟式学童チーム「NSジュニア」というチームがあり学童軟式と中学硬式という珍しいベースボールクラブだそうです
新潟市の北区という場所の専用グラウンドにお邪魔しましたが、とても広いのと同時にゆったりした室内練習場や移動のためのバスの駐車している横で阿部監督にインタビューをお願いしました
新潟市の北区にあるチーム専用球場におじゃましました。インタビュー当日は次の日が遠征だったので、あいにく練習はお休みでしたが、室内練習所やバスなど充実した練習環境でした。
新潟ベースボールクラブ 中学部 | |
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活動地域 | 新潟県新潟市 |
所属リーグ | ヤングリーグ(少年硬式野球) |
設立年月日 | 2009年4月 |
監督・スタッフ | 阿部 晋也総監督 年 コーチングスタッフ5名 |
チームの人数 | 3年14名 2年 3名 1年15名 |
練習グラウンド | 新潟市北区にある専用練習場 |
練習日と時間 | 月木:18:00~20:00 土日祝:9:00~17:00 |
その他の特徴 | 新潟アルビレックス ベースボールクラブ 阿部 裕二朗選手の出身チーム |
インタビュー後記
実は、阿部監督とは以前から連絡を取らせていただいており、今回新潟にお邪魔するのを楽しみにしておりました。
残念ながら練習を見る事はできませんでしたが、学童軟式野球の指導経験もある指導歴の長い方で、野球への情熱的なお話を長い間語っていただきました
印象的だったのは、「新潟ベースボールクラブ中学部」は少年硬式野球チームですが、軟式チームとも練習試合をすることがあるそうです。 軟式でやるとの事ですが、この事からだけでもとても柔軟にクラブ運営をされているのがわかったような気がします
インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします
私は新潟ベースボールクラブ中学部、新潟ヤングの総監督をしています阿部と言います
長瀬:普段の練習場所を教えて下さい
普段の練習場所は横にありますけれど、新潟市の北区にあります南浜運動広場の横に隣接する私ども、新潟ベースボールクラブの専用の練習場があります。
長瀬:この右側が専用練習場になりますね?
はいそうです
長瀬:最近のチームの成績を教えてください
今年はヤングリーグの春の全国大会に出場して一回戦負けだったのですけれど全国大会を経験して、選手たちが一回り大きくなって今に至るという感じです
長瀬:チームのスローガンを教えて下さい
チームの考え方は、基本的には当たり前のことを当たり前にやろうという事で選手には話をしています。
その中で難しいこともあるんですけれどチャレンジをしていく事ですね。失敗を恐れないでやっていただきたいと、そういうことでずっとやっています。 その中で選手たちが頑張ってやっているので、そこを応援するというのが私たちの立場なのかなと思ってやっています
長瀬:月々の部費はどのくらいですか?
月々の部費は6,000円です。その他の保護者会費などはありません。6,000円だけで今は運営しております
長瀬:後ろにバスもありますがバスもそれで運営されているのですか?
そうですね、動かすときは遠征になってしまう事が時があるのですけれど、その時は実費でみんなで割っていって、だいたい関東に行く時は4~5000円、隣の福島はリーグが一緒なのですが3~4000円くらいで動いております
長瀬:合宿はされていますか?
合宿もコロナの前はやっていたのですが、コロナが収まるまでは控えております。基本的にはやってみんなで楽しく、野球は忘れた感じなのですが合宿を行っております
長瀬:普段の練習時間は?
練習時間は朝の9時から夕方の17時までですがその中で休憩時間がかなりありますので根を詰めて一日やっているわけではありませんが、練習時間としてそれが多いのか少ないのかという話になると一般的には最近はそれでは多いと言われていますが、休憩をはさみつつやっております。
長瀬:チーム独特の練習・トレーニング方法はありますか?
こちらの裏の方に山があるんですけれどこちらの方を上り下りすることがあります。後は一般的な練習かな?って思います
長瀬:チーム出身で高校・大学・プロで活躍されている選手はいますか?
そうですね、甲子園に行って選手、まあベンチには入っていなかったのですけれど同じ学年の3年生の時に行った選手たちが、今年で3人目が出たので、後は新潟アルビレックス・ベースボールクラブで阿部裕二郎選手が活躍しています
長瀬:選手を集める活動はどのようなことをしていますか?
選手集めは基本的には口コミが主だったのですが、現在はSNSを使ってツイッター、Facebook,インスタグラムに書き込みをして来てもらってます。
長瀬:SNSでの反応はいかがですか?
そうですね、やっぱり新潟はSNSより張り紙の方がいいみたいです(笑)
長瀬:監督をしていてよかった事は?
そうですね、わが子が一緒にチームにいたこともあったのですが、その他の友達たち仲間たちが増えて行ってですね、いまだに交流したりしている姿を見るとみんなと一緒に出来て良かったなと、まずそこですね!
野球で活躍する人もいるのですけれど社会人として活躍する人が多くなって、もうOBが120人くらい出たのでみんな陰ながら応援しております
長瀬:これからどんなチームにしていきたい夢はありますか?
最初の頃は勝ち負けを重視したやり方をしていたのですが、それも大事なのですが、今は人間としてどうなのかという事で、もっと大きくなって欲しいなという事で、それを応援するのが私たちの仕事なのかなという事で頑張らせてもらってます
長瀬:明日も連取試合で遠征という事で、これから試合も多いと思いますが頑張ってください!