今回は地元の中学の先生にに紹介していただき埼玉県越谷市の学童野球にお邪魔しました。 埼玉県の東京に近い付近は学童野球のチームが多いのは知っておりましたがなかなかコネクションがなく悩んでおりました。
実は埼玉県の南部の学童チームは色々な新しい試みをしているチームが多く個人的には注目している地域でもあります。
今回のグラウンドは越谷市のプールがある「しらこばと水上公園」も脇にあるので週末は比較的人が多い場所の様子ですが、隣にある「黒田球場」は初めてだとちょっと場所を探すのに手間取いましたがアクセス的にはしやすい場所でした。
埼玉県越谷市の「しらこばと運動公園」の隣にある学童野球専用球場です。特筆すべきは黒田さんという個人が所有されている球場だという事。設備もしっかりしていますし、中には駐車場や宿泊が出来る家まであることは驚きです。
私がお邪魔した時には、保護者の方が家庭菜園お野菜を収穫しておりちょっとほっこりしました。
赤山カージナルス | |
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活動地域 | 埼玉県越谷市 |
所属リーグ | 軟式野球連盟 |
設立年月日 | 1971年 |
監督・スタッフ | 尾頭勝浩監督 中山総監督 川口邦明代表 |
チームの人数 | 低学年31名 高学年11名 |
練習グラウンド | 埼玉県越谷市 黒田球場 南越谷小学校 |
練習日と時間 | 土日:8:00~18:00 |
その他の特徴 | 創部51年のチーム、県大会にも15回以上出場しています |
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インタビュー後記
尾頭監督、中山総監督共に熱心にに指導に当たっていました。
首都圏の学童チームでほぼ専用球場でプレーできる学童野球チームはちょっとうらやましく感じました。取材している間にこの球場のオーナーの黒田氏も来られたのですが、野球や子供が好きで楽しみながら協力されている感じで、良い環境で野球出来ているチームだなと再認識しました。
最近は昔と違いどのチームもレベルが上がってきており、県大会出場は大変な事だと思いますが、是非とも実現させてもらいたいです。
インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします
赤山カージナルスです。私は監督の尾頭と申します。総監督の中山です
長瀬:普段の練習場所を教えて下さい
選手たちの小学校があります、南越谷小学校。またはここ黒田球場というしらこばと球場に横になるんですけれど、黒田オーナーの私物の球場なんですけれども我々「赤山カージナルス」がほぼ専用に使わさせていただいております
長瀬:初めてお邪魔させていただいたのですがフェンスもしっかりしていますし、立派な球場ですね?
ありがとうございます
長瀬:最近のチームの主だった成績を教えてください
最近ここ2~3年は選手不足っているのがあるのですが、なかなか低調でございまして、ここから低学年の人数が多くなり活気も出てきました。これから大いに期待できると思います
恥ずかしながらずっと県大会を目指しチームは運営しているのですが最後は2014年のガスワン大会に出て以来出ることが出来ない状態です。
それまでは毎年のように県大会の方には行かせていただいていたのですがここは低迷をしております
長瀬:チームのスローガンを教えて下さい
全員野球という事をスローガンに上げておりまして総監督を始めOBの人たちやコーチの人たちが子供たちを積極的に声がけして、全員がチームの試合や練習に率先して参加出来て挑んでいくという事をスローガンに上げております
長瀬:月々の部費はどのくらいですか?
部費は3,000円位だった様な気がします、はっきりしなくすみません。
長瀬:合宿はされていますか?
ここ2~3年はコロナの関係で合宿は取りやめておりました。しかしながらこの合宿場は援助で出来ておりましてここで毎年ゴールデンウイークとか夏とか合宿をしておりました
長瀬:練習時間を教えてください
土曜日・日曜日を練習時間にあてており朝は8時から夕方は18時位まで長くやっているのですが休憩を取りながら、たまには遊ぶ心を持たせながら練習をしております
長瀬:チーム独特の練習・トレーニング方法はありますか?
先程申し上げたスローガンの全員野球という形でやっております。
全員が成功するというか作戦とか自分が決めたものを何とか成功するを一人一人が持ちながら、全員がその方向に向いてやっているという感じですね!
長瀬:チーム出身で高校・大学・プロで活躍されている選手はいますか?
今まで4名だったと思いますが甲子園で優勝した選手が、夏の全国大会で優勝した選手がいます。幸いにその子供さんが赤山カージナルスのジュニアの方におりお父さんはコーチで頑張っております
長瀬:やはり埼玉県内の高校ですか?
一人は埼玉、一人は東京だと思います。
長瀬:選手を集める活動はどのようなことをしていますか?
やはり子供が子供を呼ぶというのは一番成功率が高いのですが、コーチが声がけをして、子供が子供に声掛けをして体験会というのを南越谷小学校の方で行っておりまして、それをリクリエーションを含めた形で小さい子から集めるような形はとっております
長瀬:卒団後、中学ではどのような形で野球を続けていますか?硬式クラブチーム、部活どちらが多いのでしょうか?
本人の希望というのが一番になってきますので、硬式の野球に体験会で行って、これはと思っていく子もいますし、中学の野球で毎日の部活を楽しむという子もいますし、我々からは体が出来ていないうちは硬式で無理にやることはなく中学での部活をやってもらうように話はしているのですが、本人の意思を尊重しております
長瀬:割合的にはどうでしょうか?
そうですね、割合的には硬式のクラブチームに行くこの方が若干多い気がしますが同じくらいだと思います
長瀬:これからどんなチームにしていきたいでしょうか?
尾頭監督:私の目標としては一年一年が勝負だと思っておりまして6年生を県大会に何としても行かせてあげたい、行ってもらいたいとの思いをもって練習に励んでおります。練習の中で勝負に挑んで一つの目標にむかっえ行けるように心がけております。
中山総監督:わたしは常々子供達にも話しているのですが夢とか希望、自分が目指すものが現実になるにはどの位の努力が必要かというのを少年野球を通じてしっかり覚えて欲しいという事を話しています。
長瀬:これからたくさん試合も続くのでしょうか? シーズンは長いと思いますが健康に気を付けて頑張ってください。今日はありがとうございました。