今回は学童野球チームだけではなく、幼稚園向けの野球教室や中学軟式チームやリトルシニアリーグなどの学童・少年野球の活動をグループとして行っている「百草台フェニックス」の近藤監督にインタビューをお願いしました。
日野市の高台を上っていくと、小学校跡のコミュニティーセンターが 百草台フェニックスのホームグラウンドです。グラウンドにおじゃまするとコーチ陣以外にもお手伝いの保護者の方々がたくさん集まっておられました。
日野市の高台にある使われなくなった小学校のグラウンドです。グラウンドは土のグラウンドですがよく整備されて言いました。インタビュー当日は高学年は試合だったので低学年チームの練習日でした。
百草台(もぐさだい)フェニックス | |
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活動地域 | 東京都日野市 |
所属リーグ | 軟式野球連盟 |
設立年月日 | 1978年10月 |
監督・スタッフ | 近藤宏樹監督 8年 |
チームの人数 | 高学年 14名 低学年28名 |
練習グラウンド | 日野市立百草台コミュニティセンター、他 |
練習日と時間 | グループチームの練習時間と併せて決める、週末半日程度 |
その他の特徴 | 中学軟式「百草台フェニックス」中学硬式チーム「多摩リトルシニア」はグループチーム |
インタビュー後記
百草台フェニックスは幼稚園向けの野球教室や中学生は中学軟式クラブチームの「百草台フェニックス」 中学硬式チームの「多摩リトルシニア」と子供たちが小さいうちから野球が好きになるように、「百草台フェニックスベースボールグループ」として活動しているそうです。
小学生までは同じチームで、中学生になったら同じグループ内で軟式野球か硬式野球かを選ぶことができる全国でも珍しい試みだと思います。
取材しているときもちょうど低学年にビジョントレーニングを行っていましたが、近藤監督は自ら子供達たちを飽きさせない様に熱心に、低学年でも興味を持てるように笑顔で指導されていたのが印象に残りました。
複数のチームを違うリーグで有機的に運営していくのはあまり前例やノウハウもないでしょうし、近藤監督他スタッフの方が試行錯誤しながらやられている姿目に浮かびました。 また数年後に取材わさせていただいてどのような形になっているかインタビューを行いたいと考えております。
グッズ情報
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インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします
近藤宏樹と申します。百草台フェニックスです。
長瀬:普段の練習場所を教えて下さい
普段の練習場所はこちらになるんですけれど、日野市立百草台コミュニティーセンターをお借りしてやっております
長瀬:監督さんになられたいきさつを教えて下さい
私の息子が二人、チームでお世話になったのですけれど長男がまだ幼稚園の頃に玉遊びをするのにちょつと場所を借りたいなと思って、百草台フェニックスに足を運んでいました
遊んでいる所にコーチをしてくれないかというお話の中で、流れでコーチをしたのですけれど、あれよあれよと知らぬ間に2013年から低学年となりそのまま高学年の監督となり、そのまま現在に至っております
長瀬:最近のチームの成績を教えてください
今年は残念ながら日野市の大会で3位という所で止まっているのですけれども、昨年は全日本学童のマクドナルドトーナメントの東京都都大会の方へ出場させていただいたり、あとはその前に都の新人戦に出場させていただいたり、あとは4年生なんですけれどジュニアマクドナルドに昨年と2年前に出場させていただきました。
長瀬:チームのスローガンを教えて下さい
チームとしては自主、自立、自分のことは自分でやる所が一番のテーマになっていまして、グラウンドの設営、準備あと道具の管理を極力選手達が自分たちで協力しながら出来るように努めていきます
長瀬:月々の部費はどのくらいですか?
月々徴収しているのではなくて年額でいただいていまして、年に2万円という形で、月に換算すると月に約1700円という形になります
長瀬:合宿はされていますか?
合宿は特にやりますとは謳ってはいないのですけれど保護者様の方からやりたいという要望があれば、その都度合宿の企画をしてやるようにしています
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
練習は我々は学童野球チームが主となりまして、今現在グループ、野球チームのグループとして活動しておりましてシニアリーグと中学の軟式野球あと園児たちですね、園児達の野球まで手掛けていましてそれら全ての時間調整の基にやっておりますのでその団体の状況によって練習時間が変動します。
なので基本的には半日が目安かなと思っております。
長瀬:幼稚園・学童・中学軟式・中学硬式をグループで運営されているのですか?
はい、そうです。
長瀬:ここを卒業した子供たちは中学で野球を続けていますか?
必ずしも我々のグループの中学野球に入ることが強制ではないのですが、野球を続けてもらいたいという事で選択肢の幅を広げるということでチームを作らしてもらいました
長瀬:その中で硬式・軟式どちらに行く子供が多いのでしょうか?
半々くらいですね。
長瀬:チーム独特の練習・トレーニング方法はありますか?
まさしく今週からなのですけれどビジョントレーニングを取り入れまして、まだ目の体操というレベルなのですけれど、ひとつビジョントレーニングをこれから継続してやって行きたいなと思っています。
独特という意味では特にはなく、一番はグループとして野球をやっていますので多摩リトルシニアの監督が元プロ野球選手が監督されいるので様々な技術を学童の方にもドロップダウンして教えていただきながらやらしてもらっているので、確かな技術を身に着けていくのがこのチーム独自の練習であろうと考えています。
長瀬:チーム出身で高校・大学・プロで活躍されている選手はいますか?
名前が出せるところでいいますと、ゴールデンエージアカデミーという野球スクールがあるのですがそちらでOBの南容道コーチがしていまして、彼は日本のプロ野球ではないのですけれどアメリカのマイナリーグやメキシコのプロ野球、韓国の野球やイタリアのセリエA出来て経験して活躍しました
甲子園という意味では国学院久我山高校、青森山田高校、後は国士舘高校などがあります
長瀬:子供たちをを集める活動はどのようなことをしていますか?
特にですねチラシを配ったり貼ったりという事はなく、基本的にはSNSを通じで各自子供たちの活躍をアップしていただいている形ですね。
基本口コミです
あと体験という意味では今日は行っていないのですが園児たちを対象にしたフェニックスアカデミーという形でちょつと遊び要素を多くした野球をやってましてそちらの方にいっぱい子供たちが遊びに来てもらっている形です
長瀬:先ほど話されたグループの活動という事ですか?
そうです
長瀬:監督さんをして良かったことは何でしょうか?
これは日々勉強になるんですけれど、子供たちの悩みとか、躓きを見ながら私も勉強することが沢山ありまして、その改善策を見つけるために日々勉強させてもらっている所が監督をしていて良かったなと思う所です
長瀬:これからどんなチームにしていきたい夢はありますか?
これは理想なんですけれど、野球そのものが楽しくチームはめちゃくちゃ強いチームにしたいなと思っています。
長瀬:近々試合とかはあるのでしょうか?
明日からジャビットの大会の予選が始まります
長瀬:これからのご活躍も応援しています。ありがとうございました