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神奈川県平塚市「湘南アサヒベースボールクラブ」黒川監督インタビュー|中学軟式クラブチーム

神奈川県平塚市「湘南アサヒベースボールクラブ」黒川監督インタビュー

 

少し時間は立ってしまいましたが、5月のゴールデンウイーク中に行われたIBA-Boysさん主催のが東京都江戸川区の市川橋の河川敷で行われており毎年声をかけていただているので、大会初日に取材に向かいました。

 

この日は学童大会とクラブチームと中学校の部活のチームの両方が参加している38回春季東日本中学生軟式野球大会も行われていていましたのでなかなか巡り合わない中学生の軟式野球クラブチームの取材をさせていただきました。

 

 

以前から野球会場でABCのユニフォーム一が気になっており、取材したいと思っていたのですがタイミングが合わず今回、黒川監督と話す機会があり快くインタビューを受けていただきました。

 

トーナメント中でしたので残念ながら練習風景は撮影できなかったのですが、試合後にゆっくりとお話を聞くことが出来ました。

 

 

今回の撮影は:  東京都江戸川区 市川橋河川敷少年野球場

江戸川区の市川橋付近の一般、少年、学童野球場です。江戸川の河川敷で向こう岸は千葉県市川市ですですので、東京、千葉の県のチームの参加が多い大会です。中学校の部活チームの多いのが特徴ですね。

 

 

湘南アサヒベースボールクラブ
地域  神奈川県平塚市を中心としたチーム
所属リーグ  神奈川県中学生軟式クラブ連盟(KJBL) IBA-Boys
設立年月日  1992年
監督・スタッフ  監督:黒川誠監督(20年)
コーチ:OBコーチ 
チームの人数  3年3人 2年10人 1年3人
練習グラウンド 神奈川県平塚市犬神スポーツ公園他
練習日  土日祭日 1日  火・木曜日 2時間
選手の地域  平塚市・大磯市・秦野市・茅ケ崎・二宮町の中学校

インタビュー後記

インタビューは試合と試合後のミーテイングが終わった後に撮影したのですが、地元から遠い会場にもかかわらず試合後のミーテイングもしっかり行っていたのが印象的でした。

 

チームのHPから黒川監督の2015年あたりのネットの記事を見せていただいたのですが、その頃から今回聞いたような指導方針は同じで、今でも指導方針がブレず行っている事が安心感につながり、長期間チームが存続できる理由の一つなのだと感じました。

 

OBコーチだけで運営されているそうですが、中学生ともなるとお父さんコーチでもある程度野球経験がある人ではないと厳しくなるので、指導をOBコーチで練習・試合を指導できるのはある意味理想だと思います。

 

夏には大きなトーナメントを主宰される連絡を頂いたのでその時は再度取材にお邪魔することになっております。

 

インタビューの中で監督を始めたきっかけですが、当時の教育委員会の方から相談されたという事を聞いて、既に20年以上前から中学校の野球の指導者の問題はあったという事を初めて知りました。

 インタビュー内容

 

長瀬:最初に監督さんのお名前とチームよろしくお願いします。

監督

少年アサヒベースボールクラブ、名前は黒川誠です。

 

 

長瀬:普段の練習場所はどちらでしょうか?

 

監督

平塚の大神ですね。

長瀬:監督に就任されたいきさつを教えて下さい。

 

監督

学校が、中学が週休二日になるという事で、その時に教育委員会の方から週休二日になった時に先生たちだけでは面倒が見られないので地域の子供たちの面倒を着て欲しいいという事で野球を始めました。

 

長瀬:学校の野球部の問題から監督を始められたのですね?

 

監督

はい、そうです。

 

 

長瀬:最近のチームの主だった成績を教えて下ださい

 

 

監督

 そうですね、何年か前に全国優勝もしています。

 

長瀬:チームのスローガンを教えて下さい

 

監督

野球は手段であって全てではないという事です。

野球を通じて自分の意見をしっかり言えるようになったり挨拶が出来るようになったりしようと、好きなスポーツでそれを教わるのが一番君たちにとっていいんじゃないかというという話を良くさせてもらいます。

 

 

長瀬:月々の部費はどのくらいですか?

 

監督

うちは部費は5,000円です。

 

 

長瀬:合宿は行っていますか?

 

監督

いたします。大体近くの小田原とか、そういう所に合宿場があるので松田とか小田原とかの場所で合宿をします。

 

 

 

長瀬:普段の練習時間はどのくらいですか?

 

監督

土曜日が8から6時、日曜日も8時から6時、夜は火曜日と木曜日が7時~9時です。ナイター練習です。

 

 

長瀬:チーム独特の練習方法はありますか?

 

監督

あの、チームの練習というよりも言われてやるのはよそうと、監督に大きな声出せって言われて出すのではなくって、自分達でなぜと考えて監督がなぜこんなことを言っているんだろう、なぜ声は出さなければならないんだろうと、ただ監督コーチに出せと言われて出すのではなくて自分達が必要だから声を出そうとかそういう分い思ってください。

なぜって言うのを大事にしています。

 

 

長瀬:チーム出身で高校や大学で活躍している方はいるでしょうか?

 

監督

けっこう甲子園も行ったりしています。残念ながらプロ野球選手は出ていないですが甲子園には2~3名行っていますね。

 

長瀬:体験参加、子供たちを集める活動はどのようにしていますか? 

 

監督

そうですね。選手集めが今すごく難しくて少年野球の人数が減っているのと、平塚という地区柄で硬式野球のチームがたくさんあります。

だから大半の子は硬式に行っちゃうんですけれど、僕はこのこのチームを33年くらい監督をやっていて、体が一番成長する時期には軟式がいいと思っています。

負荷がかかりすぎて中学で肩を壊してしまう子供がとても多いのでぶつかったりした時も怪我が少ないのと比較的グラウンドが取りやすいので軟式がいいと思っています。

 

長瀬:コーチ二人の方もOBですか?

 

監督

OBです。藤沢市の新林ロッキーズでプレーしていました。
千葉県松戸市の常盤平ソフトボールクラブでプレーしていました。

 

長瀬:体験参加のイベントとかはされていますか?

 

監督

やっています。口コミで入ってくることも多いですけれど一番多いのは兄弟ですね。

 

 

長瀬:監督をしていて良かったことは?

 

 

監督

今見てもらって分かるようにうちはあえてコーチとか設けないで教え子が全部戻ってきてくれて自分たちの恩返しというか、それぞれ勉強したことをまた、子供に伝承してくれるというのが一番チームの誇りで、終わってうちほど選手がグラウンドに顔を出してくれるところはないと思います。

 

 

長瀬:これからどういうチームを目指していきますか?

 

 

監督

あくまでも野球というのはうちの選手というのは好きなスポーツ。

その好きなスポーツを一生懸命努力する事で勉強することが多いんじゃないかと、で中学の指導者として一番気を付けなければいけないのは体が成長期じゃないですか、体の成長期は良く大人が簡単に反抗期という言葉を使うのですが、そうじゃなくて心の成長期だと思っています。

中学の3年間というのは心も体も成長する一番大事な時期だと思っています。

そこを大事にしたいと思っています。

 

長瀬:今日は試合直後のお忙しい時間にありがとうございました。これからのご活躍も期待しております。

 

監督

ありがとうございました。

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