中学軟式野球のクラブチーム「新宿牛込ベースボールクラブ」
東京都や神奈川県には多くの中学生軟式クラブチームが存在しています。
特に、中学の野球部の活動が制限されえてきている中で、中学軟式のクラブチームの存在が再注目される様になりました。
そんな中で、新宿区にある「牛込ベースボールクラブ」さんの取材をお願いして、伺う事になりました。
新宿区の落合のある東京都下水道局 落合水再生センターの上にある公園と野球場がある場所での撮影でした。
撮影を行った日はまだ残暑厳しかったのですが、20年ぶりに来たグラウンドでの撮影を堪能することが出来ました。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 東京都新宿区 |
所属リーグ | 新宿区少年軟式野球連 |
設立年月日 | 2010年 |
監督スタッフ | 黒坂和正監督 飯島代表 |
チームの人数 | 39名3年生7名 2年生15名 1年生17名 |
練習グラウンド | 新宿牛込グラウンド、新宿区牛込第一、第三中学校 他 |
練習日と時間 | 土日祭日 |
その他の特徴 | モットーは「地域と共に」地域のボランティアも行っています。 |
インタビュー後記
最近、中学校の野球部の活動が制限される中、中学生の野球をする環境が危ぶまれています。
やはり、硬式野球のクラブチームだけでは学童野球をしていた子供たちを吸収できる規模がないのと地域的や色々な理由で野球人口を増やすためには中学軟式のクラブチームの存在が再評価されています。
地域的に運営方法には違いがあるのですが、中学軟式野球のクラブチームはまだまだ増えていく余地があると思っております。
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします
新宿区の新宿牛込ベースボールクラブ監督しております、黒坂と申します。
長瀬:普段の練習場所はどちらですか?
新宿内ですと落合中央公園の野球場、それから牛込中学校の校庭、都内の都立公園の野球場を抽選で申し込んで、当選すれば使わしていただいてるという形になっております。
長瀬:ホントにこの辺りはビルの間という感じですね!
長瀬:監督さんに就任されたいきさつは?
牛込ベースボールクラブに来る前ですね、17年ほど中学区内の中学校の野球部の外部指導をしておりました。
部活動の縮小化に伴う外部指導はもう大丈夫だよということで、そこの学校の方やめた関係で牛込ベースボールクラブさんの方からお声がけいただいて指導するようになりました。
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい
ちょうど私が監督になった翌年ですね、翌年関東大会の方出場しました。
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい
チームとしては地域と共にという言葉をもとに地域の方たちにですね、応援していただけるように地域の清掃活動等もして地域に貢献することを意識して活動しております。
長瀬:合宿はされていますか?
合宿はコロナの時期はしていなかったんですけれども、今年はですね、山梨県の八ヶ岳の方に新宿区の施設がございましてそちらで合宿を行いました。
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
普段は大体半日約4時間ぐらいの練習を主にやっています。土日です。
長瀬:チーム独特の練習やトレーニングなどはありますか?
基本的な事を出来るようにという事。各自で出来るようにっていうことは言ってまして、グランドに来たらグランドでしか出来ない練習をなるべくやるようにしてます。
基礎練習ばかりするということではなくて、グランドでの実践、応用そう行った事を時間に多く作る様にしております。
長瀬:チーム出身者で高校・大学・プロ野球などで活躍された方はいますか?
去年の卒業で高校3年生だったんですけども国士館高校で2名メンバー入って、岩倉高校で1名ですね、
岩倉の子は準々決勝帝京戦で最後の勝ち越しのホームラン打って試合決めてくれた子なんですけど、ちょっと準決勝残念な結果だったんですけれど。
長瀬:クラブチームという事で中学の野球部と協力関係などはあるのでしょうか?
元々私がですね、中学校の外部主導員ということで、中学校の先生とも多くお知りの先生方いらっしゃるので、大会の日程が重なる重なりそうな場合ですね、お互いのトーナメント表日程表を見比べながら、調整の依頼をさせていただいたりお互いのトーナメント表日程表を見比べながら調整の依頼をさせていただいたりそういった関係は保っています。
長瀬:卒団生ですが高校で野球を続ける割合はどのくらいでしょうか?
うちのチームの場合は高校で、卒業して5割ちょっとぐらいの割合の子が高校でも野球を続けています。
長瀬:部員を集めるための活動を教えて下さい
体験練習会という形で数回ですね、実施の方はさせていただいているんですけれども、それ以外は随時、普通の練習に参加してもらって普段のチームの雰囲気っていうのを感じてもらうようにはしてます。
それ以外に、チームの説明会の方を実施しております。
チームの説明会の中ではチームの説明だけに限らず中学生以降の野球、中学の野球、高校の野球それ以降の野球がどうなっていくのかっていうところも重点的にお話しさせていただいます。
長瀬:学童野球未経験者の入ってきてると聞いたのですが、特別な配慮をしているのでしょうか?
入ってからは特にないのですが、一緒にもう混ぜて練習はさせてます。
自分ができない
ことは何なのかそれをしっかりと認識まず本人にしてもらう。
で何が出来なきゃいけないのか、じゃあそれを出来るようにするためにはどんな練習がをしたらいいのか、その辺はあの個別に指導しております。
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい
とにかく地域と共にということもあるんですけども、チームのみんなが着ているTシャツの背中には「最後まで」という言葉を載せてます。
その最後までっていうのはその後ろに続く言葉いろんな言葉あると思うんですけど、最後まで全力で続ける、全力で諦めない、とか最後までとにかくいろんな物事にチャレンジしていける、そういった選手を育てていくチームにしていきたいと思っております。
長瀬:野球を始めた理由を教えてください。
小学校の頃になんか手紙が配られたんです。
でその手紙を見てはいお父さんがなんか行ってみないかと言ったので行ってみて、最初はなんか行きたくなくて泣いてたりしてたんですけれど、ちょっとやってみたらどんどん楽しくなって始めました。
長瀬:このチームを選んだ理由を教えてください
色々と体験は行ってみたんですけど、このチームが一番なんか歓迎されてたというか、て感じでした。
他にも仲間たちの感じが良くてここに決めました。
長瀬:お子さんが野球を始められた理由を教えてください。
子供の頃から主人が草野球をやっていましてその野球についてったのがきっかけで野球が好きになりました。
小学1年生からです。
長瀬:このチームを選んだ理由はなんでしょうか?
地域に根差しておりまして、学童野球の時のあの方からのお誘いもありましてえっと本人が何度か練習に参加して選んだのがきっかけです。
長瀬:本日はお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です