中学校の野球の部活問題は色々な地域で現場の先生や指導者の方が地域地域の場所がらも含めて工夫をされていますが、野球教室を行うという、アプローチを行っている地域があると聞いて取材に向かいました。
神奈川県平塚市で平塚市の中学校が行うベースボールスクールにお邪魔しました
神奈川県平塚市は、部活、中学硬式野球だけでなく、中学軟式クラブチームの数も多く選択肢が多岐にわたっている地域です。
チーム数が多いのですが、子供の人口は確実に減ってきているという難しい地域でもあります。
その中で中学の部活で野球を上達させて行きたいという中学校の顧問の先生方が、週末にもっと野球をやりたいという部活の生徒たちにこたえる形で始まったのが「平塚ベースボールスクール」です。
神奈川県平塚市の金旭中学は敷地面積の大きい中学校、高速道路からも近く比較的簡単にアクセスする事が出来ました。学校のグラウンドでの練習ですが、マウンドもしっかりあるグラウンドでした。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 平塚市の金旭中学校のグラウンド |
所属リーグ | 神奈川KB野球連盟 日本中学生野球連盟 |
設立年月日 | 2017年8月 |
監督スタッフ | 里倉徹哉代表(15年)他の中学校の先生 |
チームの人数 | 1年12名 2年16名 3年30名 |
練習グラウンド | 平塚市の金旭中学校 |
練習日と時間 | 日曜日 3~4時間 |
その他の特徴 | 平塚市の学校が集まって行うベースボールスクール、合同チーム |
インタビュー後記
指導をされている先生方はとても熱心に部員を指導しており、プラスプロの方も指導もありますのでまた中学生も真剣に指導を受けていました。
いくら外部のクラブチームで野球ができる環境が整ったとしても、学校がある限り、学校部活として野球をするというメリットも少なからずあると思います。
学校の部活動の良さを残しつつ、先生方の負担を減らしなおかつ競技力を上げていくのはなかなか難しいいと思いますが外部の方の力を借りて、週末のベースボールスクール化というのは1つの答えではないかと感じました。
インタビュー内容
長瀬:平塚ベースボールスクールに入ったきっかけは?
中学校の部活の説明会の時に,こちらのスクールの用紙をいただいてそこから始めたんですけれど、体験が雨で何回か中止になってしまってそのまま冬になったので困るので、体験もせずに入りました。
長瀬:学校の部活も入ってられるのですか?
はい、入っています
長瀬:野球スクールに入ったのはお子さんの希望でしょうか?
そうですねまずは話を聞いて、どうするってことは言ったんですけどやっぱり基礎的なものも教えてもらいたいということでしたので。
長瀬:野球は小学校の頃からやっているのですか?もし入っていたらチーム名を教えて下さい。
はい、みずほ少年野球クラブというチームに所属してました
長瀬:野球は何年生からしていましたか?
1年生の終わり頃ぐらいですね
長瀬:野球を始めたきっかけを教えて下さい。
自分は野球選手っていう夢を持ってたんで、まあそれになりたいなと思って入りました
長瀬:友達がは入ったとかではないのですね?
違います。
長瀬:中学で個々のクラブに入ったというのは理由はあるのですか?
自分はもう少し野球を上達したかったんで、まあその上達していろんな人たちにも野球を教えたいと思いがありました
長瀬:高校では野球をやるつもりですか?
やります。
長瀬:チーム名と代表者さんの名前をお願いします
私たちの団体は平塚市中学野球普及協会実行委員会という委員会でやっています。
その中に平塚ベースボールスクールという母体がありその中から選抜選手を選んでオール平塚という形で選抜チームを大会に出していただいています。
長瀬:平塚市の中学校の集まりに様な形ですね?今何校位が参加しているのでしょうか?
今市内には15校あるんですけどチーム自体は10チーム、その中から1,2年生の中で日曜日もまだまだ練習をしたい、野球上手くなりたいという選手が集まって8チーム位から全部で30名弱の選手が集まってきてます。
長瀬:チームを作ったいきさつを教えて下さい。
やはり、硬式野球、高いお金がかかるところにしかなくて部活動でも面倒見てくれないのかなっていう要望とかもちらほらあったので。
どちらかというと選抜だけではなくて、もっと多くの中学野球、部活動に関わってる生徒を救ってあげたいなっていうところで、スクール活動をメインに活動することに変えました。
長瀬:11校ですか?11チーム?
10チームです。
長瀬:さっきお聞きしたところによると先生の指導とプロの方の指導がも仰いでるってことを聞いたんですけどそこら辺はいかがでしょうか?
我々も部活動を指導していく中で勉強たくさんしている有能な指導者で中学の顧問でいるんですけども、それだけではなく、よりですね、学生野球を教えているキャリアのあるコウジさんというところから指導者を月に1回招いてですねやっています。
今日は投動作、投げる動作のメカニクスについて指導していただいてます。
長瀬:先生がされている団体ということで中学の野球部とは完全に整合性が取れてるっているということですね?
そうですね中学の部活の延長ではちょっとそれはないんですけど、とにかく部活で物足りなさを感じている中学生にお金をかけなるべくかけない形でやっていきたいなという風に思っています。
長瀬:これからですね今ももうずいぶんもう5年,6年目ということでこれからどういう形でこのクラブを運営していきたいかちょっと抱負を教えてください。
やはり野球がお金がかかるスポーツとか部活動でやはり救えてきた、成長してきた、私もそういう身なのでその部活動が持っていた教養的な良さとかそういうところが失われないような環境を平塚ベースボールスクールを発信してですね、そういう活動を発信していってそういうのがどんどん広がっていけばいいなというふうに思っています
長瀬:ありがとうございます。これからどんどんこういうスクールからいい選手が入ったりまだたくさん盛んになったりする事をお祈りしてます
ありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です