最近はTwitter, Facebook等で接点を持つチームが非常居多く、今回のチームもSNSでお願いをしてお邪魔することになりました。都内、品川区の学童野球チームチーム「旗の台クラブ」です。
東京都品川区の学童野球チーム「旗の台クラブ」酒井監督さんのお話を伺いました
品川区は自宅からも近い地域なのですが、以前は色々、大人の事情で品川区のチームは取材を控えており、今も渋谷区・品川区はどちらかというとあまり取材が出来ていない状況でした。
今回はSNSでつながり、久しぶりに品川区のチームと繋がるが出来ました。
練習場所である品川区立延山小学校に入ると、初めにこの辺りにチームでは珍しく大人数で練習を行っていたのが目に入りました。最近は30人以上いる学童チームはとても珍しくなりましたが、旗の台クラブさんは50名との大所帯です
練習の合間に酒井監督にインタビューをお願いしました。
都心から川崎・横浜に向かう中原街道から少し入った場所に位置する小学校のグラウンドにお邪魔しました。品川区立延山(えんざん)小学校をメインで練習されているそうです。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 品川区 |
所属リーグ | 全日本軟式野球連盟 |
設立年月日 | 昭和42年 創立54年 |
監督スタッフ | 酒井達朗監督 松澤邦男代表 |
チームの人数 | 高学年 24名 低学年 29名 |
練習グラウンド | 品川区立第二延山小学校・品川区立清水台小学校 |
練習日と時間 | 土日祭日・平日週1回 |
その他の特徴 | 仲が良いチーム |
インタビュー後記
酒井監督が「ボールに接する回数を増やす」言われていた様に、いくつかのセクションに分けて、お父さんコーチが指導に当たっており、一度に多くの事をこなしていくスタイルで練習をしていました。
どうしても、学童・少年野球の練習は、指導者の人数が限られるので非効率になりがちで、子供が動いていない時間が多く成ってしまいがちなのですが、旗の台クラブさんは保護者の協力がありとても効率的に練習をされていました。
人数が多いと一人頭の練習時間も短くなりそうですが、逆に人数のメリットを生かして活動しているチームは逆に、短い時間で多くの事が出来ている気がします。
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします
東京、品川の旗の台クラブ、私は監督の酒井と申します
長瀬:とても人数が多いチームとお見掛けしましたが、何人いらっしゃるのでしょうか?
6年生が抜けて、5年生以下1年生までいて53人です。
長瀬:監督さんに就任されたいきさつは?
うちの息子が入って、今は社会人、27,8歳ですけれども彼が入った時にコーチになってそれ以来のお付き合いで今に至っております
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい
2020年に全日本学童のマックの東京大会で3位になって、その年の東京都の新人戦で東京都で優勝しました。
その翌年、又マックでベスト8位ですけれども、それが一番いい成績です
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい
特には決めていないのですけれど、いつの年に1回の総会とかみんなで親御さんとか自主自立、子供の自主自立なんですけれどもそれを掲げると、コーチとか監督がどういう接し方にしたら良いのかとても難しくなるのですけれど、それを課題にしてやっております
長瀬:月々の部費を教えて下さい
毎月3500円です
長瀬:コロナでなかなか難しくなっていると思いますが合宿はされていますか?
また、どんなスタイルの合宿でしょうか?
夏休みにに茨城県の神栖に行ってます。1年生から6年まで全学年で行く合宿が年に1回あります。ここ2年間やっていなかったですけれど去年からまた復活しています。
練習のパートと1年生と6年生の交流の場とかあってそこでリクリエーションみたいな事とか、どちらかというと親御さんたちの交流の場という位置づけです
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
平日は週に1回か2回、グラウンドが取れたら自主練習という事で、場所を取ってあげてコーチがついて自主練の日は設定していますが、基本は土日祝日の活動です。
長瀬:練習はここ(延山第二小学校)が多いのですか?
第二延山小学校か清水台小学校が母体です
長瀬:チーム独特の練習やトレーニングなどはありますか?
オーソドックスな練習だと思うのですけれど、他とちょっと違うとするとボールに接する回数をとにかく増やそうと思っています。バットとボールが当たる回数をグローブとボールで投げる回数を、外のチームさんより倍にはしようという事で注意してコーチをしております
長瀬:私が見ていても子供達がボールに触れている時間が長い気がします。
長瀬:チーム出身で高校・大学で活躍されてる選手はおられますか?
ここ10年くらいで出る様になってきたのですが、高校で言う甲子園に出るような二松学舎さんとか東海大菅生さん帝京、慶応とかに卒業生が行くようになって、最近は大学に上がって東京六大学とか東都大学とかだんだん最近にはなって来ました
長瀬:中学で野球を続ける卒団生はどの位いますか?
9割がた野球は続けています
長瀬:中学で続けるお子さんの中で、この地域ですと学校の野球部、硬式クラブチーム・軟式クラブチームの3つがあると思いますが、割合はいかがでしょうか?
数えてはいませんが感覚的に、8:2で硬いボールが2で柔らかいボールが8の感覚です。
長瀬:保護者の方からアドバイスを求められたりすることはありますか?
よく私も聞かれますし上に行った方々に質問があるのですが、「うちの子、硬いボールできますか?」という話なのですが、ボールの堅い柔らかいよりも指導者さんがしっかりされてるとか、あと、環境などグラウンドまでの距離とかそういうのを総合的に判断した方が良いよと。。
あくまでも体の大きさもありますけれどそのようなアドバイスはしています
長瀬:部員を集めるための活動ですが、SNS,チラシ、口コミなど諾さんあると思い案菅、どのような方法で行っていますか?
基本はこの第二延山小学校で3年生以下の活動をやっていまして、そこで月1ペースでシーズンになると野球教室をやったり、小学校と共催でスマイル野球教室みないな事をやって、
「ここで何か楽しそうなことをやってる!」見たいかことで覗いてもらって体験に来てもらう事です。
最近は増えたのはホームページに問い合わせが来て「見学できますか?」「体験したいんですけれれど!」などがあるのでちゃんと答えが出来るようにしています
長瀬:やはりこれからは多角的に集めて行かないとなりませんね!
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい
なかなか難しいのですが、だれからも愛されるチーム、地元の人たちからももそうなのですが対戦したチーム様から、こちらが勝っても負けても好かれるような、愛されるようなチームになりたいと、なかなか難しいことですけれどもそれを目指していきたいと思います。
長瀬:これから品川区の予選等が始まる季節ですが、今年検討も期待しております。今日はお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です