2015年夏の甲子園行きを決めたのは6年連続17回目の出場と
高知代表の高校は強い。 確かに強いのだが世間一般に強さを広めたのはもしかするとアニメ かもしれない。名作野球漫画「ドカベン」 で明訓高校のライバルとして常に登場したのが高知県代表の土佐丸 高校。土佐犬を使った凶暴な練習方法を取り入れ、 試合でもたびたびラフプレーを見せていた。
さて、 今回代表となった明徳義塾の馬淵監督は現代の名将と呼んでも差し 支えないだろう。 松井秀喜率いる星稜高校との試合で4打席連続敬遠という球史に残 る采配を取った監督としても有名だが、 それも策としては正しいものだ。 その馬淵監督は次期拓殖大学野球部監督候補として長い間噂されて いる人でもある。
決勝の高知高校戦!
決勝は明徳義塾優勢のまま試合が進む。 7回終了時点で5対ゼロと圧倒的有利のまま試合が決まるかと思わ れたが8回裏に高知高校が怒涛の連打で一気に6点を奪い逆転。 しかし9回に明徳義塾が2点を入れて再逆転。 そのまま7対6のスコアで明徳義塾が勝利を収めた。
現代の名将馬淵監督が今年はどんな野球を見せるのか? それが一番の注目ポイント。チームをどのように動かすか、 策士としての采配を今年も注目だ。