埼玉県越谷市 学童軟式野球チーム「間久里スネークス」弓削監督 インタビュー
埼玉県越谷市のチームは取材さかなり前にさせていただいたことはあるのですが、越谷市での取材は今回が初めてになります。
越谷市には23チームの学童チームがあるのですが、市を挙げて「野球の街越谷プロジェクト」が行われており、学童から大学まで一体となった活動が始まっているそうです。
ちょうどこの日も、近くで「Yoshimoto Enjoy Baseball」というイベントが行われておりトータルテンボスの藤田さんや元西武・ジャイアンツの片岡治大さんなどのゲストも来られて多くの子供たちが集まっていました。
今回の撮影は: 埼玉県越谷市 増林公園グラウンド
今回初めてお邪魔するグラウンドですが、緑が濃い川沿いにあり緑豊かな地域です。 多目的グラウンドですが、まだ桜も咲いていたので野球を見ながら春を満喫することが出来ました。 |
間久里スネークス | |
地域 | 埼玉県越谷市 |
所属リーグ | 全日本軟式野球連盟 |
設立年月日 | 1973年 |
監督・スタッフ | 弓削 靖監督 18年 代表:土屋 一郎氏 |
チームの人数 | 高学年13名 低学年27名 |
練習グラウンド | 近隣の小学校 桜井小学校 |
練習日 | 土曜・日曜 |
スローガン | 健全な負けず嫌いの育成・最後まであきらめない |
インタビュー後記。
大会の責任者の方ににお聞きしたのですが、越谷市は最盛期には100チーム近くあったそうです。
最近は20人に満たないチームも多い中、40人のチームというのは監督、コーチだけではなく保護者の方々や周りのサポートも多いチームだと感じました。
この後にお邪魔した野球イベントなどを見学した後、越谷市を発祥として埼玉県の野球人口がを増やす活動が活発になるのではないでしょうか?
また、弓削監督さんの中学野球に繋げていきたいとの言葉が印象に残った1日でした。
インタビュー内容
長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします。
名前は弓削 靖です。チーム名は越谷市の間久里スネークスです。
長瀬:普段の練習場所を教えてください
越谷市内のですね、特に低学年は小学校のグラウンドを使って高学年は市内の球場を借りてやることが多いですね
長瀬:監督に就任されたいきさつを教えて下さい。
そもそも隣の市に住んでいたのですが、そこから引っ越してきまして子供が転校した先のチームの子に誘われて、それから野球経験者という事で監督どうですか?という事を言われて今年で18年目になります。
長瀬: 監督も野球をされていたんですね?
長瀬:最近の成績を教えてください。
そうですね、一番は2011年に遡るんですが震災の年に全国で準優勝したという事で、直近ですとだいたい県大会に出さしていただいており、3年前は県準優勝というような感じです。
長瀬:チームのスローガンを教えて下さい
そうですね。やはり今は褒めて育てるという事もあるんですけれど、やはり行動 、全力疾走しないだとか挨拶できないとかグラウンド内の行動を見て厳しく叱るところは叱ります。
その代わり褒めるところは褒めると取り組みをしっかりして全体的に野球を通じて負けず嫌いを作るんだと、スタッフ一同やっています。
長瀬:月々の部費はどのくらいですか?
今は月1500円、1300円位だったと思います。
長瀬:最近は難しいと思いますが合宿とかはされていますか?
そうですね、コロナになってからはやっていませんが、必ずゴールデンウイークに合宿をして夏まで乗り切るというような形をとっておりました。
長瀬:普段の練習時間はどのくらいしていますか?
そうですね、試合がほとんど毎週土日あるものですから、8時に集まって練習をして試合をして夕方16時位ですかね、解散。という形になっています
長瀬:試合の比重が多いチームでしょうか?
そうですね、はい。
長瀬:チーム独特の練習方法はありますか?
まず、基本。キャッチボールをしっかりとやります。
それで一つ一つのプレーを声掛けをしながら練習から試合を想定して、練習の中でも一つ一つのプレーにプレッシャーをかけてですね、公式戦の本番でミスしないように、舞い上がらないように練習からやっております。
長瀬:本番を想定した練習ですね?
長瀬:チーム出身で高校や大学で活躍している選手はいますか?
そうですね。大学までしっかりと野球を続けている子が増えています。まだプロ野球選手は出ていないので、夢としてはそこを育てたいなと思っています。
長瀬:子供たちを集める活動はどのようにしていますか? 越谷市は積極的にやられてるそうですが?
今は中学の先生たちとも一体となって野球人口を増やそうという取り組みをしていますけれども、チームとしてはお母さん方が熱心に、幼稚園で一緒だったとかお母さん方が熱心にやっていただいて、子供たちも友達を誘う事を毎週のようにやっています。
長瀬:人口は減っていくので絶対数は減るのはしょうがないのですが、結果はどうでしょうか?
今チームとしては40人いますので1学年平均7~8人という所ですけれど、1学年平均9~10人を目指したいなと思っています。
長瀬:監督をして良かったことは何でしょうか?
ボランティアはボランティアなんですけれども子供たちが一生懸命取り組んだ結果、優勝したり負けて涙する時は我々も一緒に涙しますし、それを一緒になって子供たちとできるという事だと思います。
長瀬:これからどんなチームにしていきたいとかの夢はありますか?
そうですね、埼玉県内でやはり間久里スネークスだと言われるようにプレーや成績だけじゃなく、子供たちが元気に、あそこに行けば中学野球に橋渡ししてくれるんだと言ってもらえる様なチームにしていきたいと思っています。
長瀬:大会は今日が初回戦なのでしょうか?
先週やりましたので2回戦になります
長瀬:すぐに試合だと思いますので健闘を期待しております。ありがとうございました。