硬式野球ボールはどんな構造なの?どうやって製造しているのか? vol.1

硬式野球ボールの中を見たことがありますか?

 

多分、壊れたボールとか、1回くらいはいらない野球ボールを面白半分で分解したことがあると思います。

皮をとると接着剤が付いているので結構、剥がすのが大変だったりしませんでしたか?

この記事は、私が硬式野球ボールの工場をめぐって体験したことを忘備録的に書いていきます。 

過去の資料や、新しい情報が入った時は記事を更新、修正していきますので、更新の際はツイッターで随時お知らせします

 

硬式野球ボールは過去では日本でも製造していましたがで、現在は中国製がほとんどを占めています。(MLBの公認球は違う)ボール製造は現在でも労働集約型の典型的な産業であり、一部の工程以外は手作業に頼る部分がとても多い製品です

 

表の革の下は、革と内部のボールを接着する接着剤が付いています。

通常の硬式野球ボールは

1.ゴムとコルク芯、2.ウール、3.革
の3層からなっています。細かく言うと中の芯はコルクと2層のゴムの層がありますので4層になりますね

 

1.コルク芯と2層のゴム芯

 

ボールメーカでもこれを自社で製造してるところはまずないと思いますので外注の工場から調達してくると思います。

公認球や質の高いボールはコルク芯とゴム芯を使っていますが、安価なボールだと増量ゴムを混ぜたゴム芯の1層のみで作っているボールもあります。

更に安いものだと、ウールを巻いてなくすべてがゴム芯やコルク芯のボールもあります、これらはサインボールなど打撃に適さないボールに使われることが多いです。

いずれも外観からだと全く分かりません。

2.ウール芯

その下には、ウール(羊毛)の糸が巻いてあるのですが、これも中の赤い芯から始めは荒いウールで、ボールの半径が大きくなるにつれて舗細いウールを使用してきます。

ウールと言ってもプロ野球や社会人野球の公認球のヴァージンウール100%から、練習用の再生ウール100%のまで品質と値段によってば巻いてあるウールの品質が違います。

ウールの品質によるパフォーマンスの違いは、ヴァージンウールの方が繊維が長く、打撃の時にはか硬式ボールと言えど変形するのですが、繊維が長いので変形が戻る力が強いと言われていますがそのあたりは確かめたことはありませんが、使ってみると確かにその様です。

1.ヴァージンウール90~100% :これらのボールは最高級品でプロ野球・社会人・大学野球などに使われるボールで10000円/ダースで売られていることが多いです。

2.一部の試合球、練習球: 次はヴァージンウールの混紡率が50~85%程度のものです。 おおよそ、再生ウールは色が黒いものが多いので、白いものほど高品質なのですが、そうではないものもあるので、白だったら絶対に高級、黒かった安いボールとは言えない場合もありますがおおよその目安になります。

あまり見かけませんが80%くらいのボールではバージウールと再生ウールを層にしているメーカーもありましたが、効果のほどは分かりません。

3.練習球 :30%~50%のバージンウール、残りは再生品になりますが、ボールは中のウールの色はグレーから黒いものが多いです。特に30%以下のものになると中の芯も、赤い2層でなく、ゴム芯のみのボールも多く見かけますが、こあたりは打撃をしてみると分かると思います。

4.30%以下のボール、ウールが巻いていないボール:
これ以下の品質ボールですと真ん中の芯がゴムとコルク芯でないものもあります。するの打球感や飛距離に差がついてきますね。
また内部がすべてコルク芯、再生ゴム芯のものもありますが、これらはサインボールとか特殊な用途に限られ、耐久性がなく打撃には向きません

3.牛革 糸

牛革のクオリティー、ボールのコストに大きく関係します。

革のクオリティーは一つの牛の部位でも背中に近いところはA 、おなかに近いところは傷が多く伸びやすいのでC、その中間のB などと結構アバウトな感じで分けられています。

しかし、裁断するとやはり差があるのは分かりますね、皆さん安い硬式ボールの革の表面を見てもらうと結構、傷を発見できると思います(パフォーマンスにはあまり関係ないのですが)

ボールに使われるのは一般的には牛の革です 


ほとんどかがアメリカからの革(アメリカの牛肉の使用はすごい量だからか?)ですが、なめしはアメリカでなく時代と共に
日本なめし→台湾なめし→中国なめし と変わっています。

現在では中国なめしが多いと思います. 7~8年前には台湾のなめしもあり、当時は中国のものより高品質でした。

また、インドなめしの革も7~8年前から登場しており、当初は色が白くなくクオリティーが悪かったのですが、現在はずいぶんよくなっています。

こえからも、新情報などツイッターで更新情報などを連絡いたします。https://twitter.com/nagase_fukenko

 

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