ボールの中のカラカラ音の原因は? 軟式野球・硬式テニス?

軟式野球ボール・硬式テニスボール 振ってみるとカラカラ音がすることはありませんか?

 

この問い合わせは私が、軟式野球ボールのしている時に昔からよくあり今でもある問い合わせです。

不良品? 中にあるヘソが取れました? 中に何か入っているの?

このような、問い合わせが多かったのを覚えております。

実は原因は、すべての内圧がかかっているボール特有の現象で、ボールの製法に関係していることなんです。

ボールのカラカラ音の原因とは?

 

ボールを製造する時に生ゴムを2重に成型して、金型に入れてから加熱する方法は軟式野球・硬式テニス(こちらは1重半球)に共通なものなのです。

半球状の生ゴムに熱を加える前に球状にくっつけるわけですがその時、2つの薬品の錠剤と水を入れてガス(窒素)で内圧を作りボールの形を保持します。

ボールの外形って内部の圧力で保持されているので、大きさを保てたり反発力を生み出すんです。

ゆっくりですがゴムは気体を通すので数年すると、内圧が落ちて外形が変わってきてしまいます。
軟式野球の場合はは数年かけて徐々に小さくなります。

ガスが抜けるときに、中で窒素を反応させた残りの水も徐々に蒸発してボールから抜けますので、数年すると最後は2つの薬剤の反応後の残りの粉のみが、ボールの中に残ります。
特に軟式野球は圧が高いので残りの物質も結構多くなります。

通常は粉で残るので、ボールを使っていても音が出なく気が付かないのですが、理科の実験でやったことある方もいると思いますが、倉庫や部室でボールを動かさない状態で長期間保管すると、粉でなくそれが結晶化しながら固まってしまいます。

この結晶がボールのカラカラ音の正体です

ですので、気にしないで使っているとやがて結晶が壊れて粉になり音がしなくなるのですが、まれに結晶が硬くなり壊れないでそのまま残ってしまうことがありますが、機能的には全く問題ないのでご安心ください。

ソフトテニスボールにはカラカラ音は発生しません

ちなみにソフトテニスはこの方式ではないので基本的には音はする事はなく、もし、中で音がした場合はバルブ自体の故障が考えられますので、販売店に聞いてみて下さい。

みなさん、軟式野球ボールではこのような体験を一度がした事があるのではないでしょうか?

場合によっては打撃など強い衝撃を与えると中の結晶が壊れて、音がしなくなる事がありますのでもし気になる方はバッテイングなどをしてみるのも簡単な解決方法です。

それでも気になるようしたら、小売店に持ち込めば対処してくれる場合もあるかと思いますが、カラカラ音はボール自体に問題があるわけではないのでご心配なく。

6月6日追記

比較的新しいボールを切断した写真です。 ボールが新しいので中に液体状のものが黒い内側に入っているのが見えると思います。

時間が経つにつれてこれが、蒸発して中のものが結晶化してしまい、カラカラ音になります。

注意:自分でボールを切断するのはとても難しいので、もし行う場合は十分注意して行ってください

 

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