昨年2月にインタビューさせていただいた、東京都江東区の学童野球チーム「キンコン」ですが、この1年でチームの人数が大幅に増えたのと、新しく中学部を作ったと話を聞いて、どんな風に運営されているのかなどをお聞きしに練習場所まで伺いました。
東京都江東区「キンコン」インタビュー|学童・少年野球チーム
学童の部員が増えているのは、野球を子供たちに楽しんで欲しい気持ちと、佐藤監督自身が地元の面白いオジサンであろうとしているのが、このチームが人気を博しているのだと気がします。
中学部は佐藤監督さんが自ら言われている、「中学生の草野球」がコンセプトで、野球をしてみたいけれど、クラブチームなどに入らないで楽しくやりたいという子供達や、小学生の時は野球をしていたけれど中学に入っても軽くは野球を続けたい人たちにマッチして人数が増えているのだと思います。
隅田川に面した少年野球専用グラウンド、周りに民家が少ないので、落ち着いた雰囲気の場所です。実はジャイアンアカデミーも行われている場所です。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 東京都江東区 |
所属リーグ | 深川学童野球連盟所属 |
設立年月日 | 2022年 |
監督スタッフ | 佐藤輝彦監督・代表 |
チームの人数 | 小学生 36人 中学生 7人 |
練習グラウンド | 江東区・墨田区のグラウンド |
練習日と時間 | 土日・水曜ナイター |
その他の特徴 | 学童・中学が一緒に練習するチーム |
インタビュー後記
「キンコン」さんですが、独特のチーム運営で従来の野球チームのあまりアプローチしていない層に食い込むことが出来ていて、野球人口の維持という面でもとても貢献しているチームだと感じました。
最近は野球の技術に関しては、多くの方が取り組んでいますので野球を上手くなる事に関しては多くの方の尽力により改善されてきていると感じるのですが、野球を楽しもうという環境はまだまたではないでしょうか?
私が今まで見て来た多くの学童野球チームは関係者の方々が一生懸命されているチームがほとんどなのですが、逆に野球に対して真面目過ぎるチームが多く、野球のライト層に訴えるやり方があまりなかったのではないかと感じました。
一生懸命されている指導者の方の気持ちと、多くの子供や保護者の気持ちに少し乖離があるんではないかと感じており、キンコンの佐藤監督はその辺りの子供の気持ちを感覚的に理解できていたのではないでしょうか?
かといってボランティアを行なっている野球の指導者の方は自らの野球観を持っている真面目な方が殆どですので、そのあたり指導者の気持ちを考えると難しい所ではあります。
インタビュー内容
長瀬:今は何年生ですか?
中学1年生です。
長瀬:小学生からですか?
野球自体は小学校1年生からやっています。
長瀬:学校では何の部活に入っていますか?
学校では野球やっていないですが、キンコンでやっています。
長瀬:練習は土日と平日もやっていますか?
はい、水曜練習です。
長瀬:何年生ですか?
小学校6年生です。
長瀬:キンコンに入った理由はありますか?
お母さんに入ってみないて言われて、体験いったらすぐい楽しかったので入りました。
長瀬:それまで、野球とかスポーツはやっていましたか?
やっていないけれど、体操をやっていました。
長瀬:お母さんがチームを探してきたんですか?
はい、
長瀬:お子さんは何年生ですか?
4年生です。初めて2年くらいです。
長瀬:キンコンさんを選んだ理由は?
妻が 色々あの少年野球チーム探してましてキンコン、当時はまだ全然人数いなかったと思う んですけどあの探し出してきて、そこに監督の
理念出てまして 、それに妻があのこれいいんじゃないか みたいなことで探してきてで私も見させて もらってとにかく練習行ったらますごい楽しそう にやっていたのが印象的だったので、それが決め手でした
長瀬:そうするとネットで探されたんでしょうか?
最初はそうですね。
長瀬:それで、現地に見に行ったという事ですね。
そうですね。
長瀬:1年以上前に、インタビューさせていいた んですけども、あれからチームが非常に躍進したということで再度 インタビューになりました
長瀬:佐藤さんがチームを作られたて事でチームのコンセプトをどうして こういうチームを作れれたのかもう1回説明していただけるでしょう か?
チームのコンセプトは子供が楽しむ楽しい野球が 出来る場所を作ってあげようということで作りました。
当初楽しい野球っての はあまりまだ浸透はしてなかったんですけど、2年前ですかね2年前立ち上げて はいま子供がどんどんどんどん増えてきてはいえ1年後に約20名ぐらいで今現在は小学生が35名、あと中学生が今7名で42名で今活動して おります
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい
コンセプトは楽しい野球ということで、みんなが 楽しむとその先にまたもっと上手くなりたいとか、強くなりたいとか、今、第2ステップぐらいに来た感じですね
長瀬:監督が在籍していた、キングコンドルズと言うチームはとても楽しかったと言われていましたが、どんなチームだったんですか?
監督が本当にもう神様のような方でえ、毎日平日夜練習をやらし てくれて仕事終わって途中とか終わってからでも夜連で何か うまいこと行くとハイチュウ1個くれたり、試合後にラーメンをってくれたりとか、そういう下町のおじさんのチームを僕もそこを目指しています。
長瀬長瀬:スローガンは決めていますか?
一応キンコンのあれがありまして、応援旗を広げて、「気持ちで負けるな!」がスローガンです。
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい
練習は基本土曜日日曜日で最近始めたのが水曜日練習と言って34時から5時まで地元のグラウンドを取ってやっています。
長瀬:中学部を作られたという事なんですけれど、どのように作られたんですか?
基本は日曜日のナイターで練習しておりまして、ガチガチに野球をやりたい子は名門に行くはずなんですけれども、やめるのもったいないくらいの子供を野球を続けてさせてあげたい,というようなイメージでやっています。
元々うちのチームにいた7人が残って、又来年あたりは今の6年生の子達がちょこちょこ入ってくると思います。
長瀬:中学の部活と両立させていると聞いたのですが。。?
部活も学習も両立させるという事で、野球はあくまでも人生の一部なので勉強も頑張って部活も頑張ってやらせようと思っています。
長瀬:今の中学部には部活に入っている子もいるのですか?
実は僕らの方の地元は野球部が無いんですよ!そんなのもあって中等部を作ったのですが。。野球部が無いんです。
長瀬:中学で野球を続けようとするとがっちりやるチームなっちゃうんですね?
そうですね、こちらで言ったら夢の島でやっているボーイズリーグさんとかライオンズとか硬式、軟式が4~5チーム位あります。そこに行くしかないんです。
長瀬:これから取材があるのでよろしくお願いたします。
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です