軟式野球ボールに関して
軟式野球歴が長い方も、短い方も軟式ボールは子供の頃からあるのであまり気にされている方は少ないと思うのですが、歴史等は後々触れるとして規格のおさらいをしておきましょう。
硬式野球ボール 直径 72.6〜74.8mm 重量 141.7〜148.8g
A号 直径 71.5~72.5mm 重量 134.2〜137.8g
B号 直径 69.5~70.5mm 重量 133.2〜136.8g
C号 直径 67.5~68.5mm 重量 126.2~129.8g
D号 直径 64.0~65.0mm 重量 105.0~110.0g
注)硬式野球ボールの規格は直径ではなく、外周表示なのでこの表示と少し異なります。
まあ、この辺りまでは良く書いてあり事なのですが、硬式ボール随分重さに差がありますね!これはほとんどのパーツが天然の物なのと、いまでも全てのメーカー全くの手作りで作っている、また、湿度の関係で随分許容範囲を大きくとらないとボールが製造できないのが理由となります。。最小、最大で 7g直径もこれだけ差があれば仮に材質が全く同じだとしても飛ぶボール、飛ばないボールが出てくると予想されます。
さて、軟式ボールですがこちらは工業製品なので規格的には厳しく出来るのですが、軟式野球をされている皆さんご存じの通り、温度変化に過敏に反応することです、真夏と冬では随分飛び方が違いますよね!あと、経年変化でゴムが少しずつ堅くなっていくのと、中の気体も少しずつ抜けていきますので、数年すると外形が小さくなります。
反発などの物性面に関しては次回に触れていきたいと思いますので、ご期待ください。