今回は、グローバルベースボール主催、6月30日に千葉県松戸市で行われた桑田真澄指導者講習会で講師としてこられていた元横浜DNAベイスターズピッチャー野村弘樹さんに少年時代の野球のことをお聞きしました。
この時は、桑田氏、田中氏とともに3名で指導を行いました。
生年月日:1969年6月30日 出身地:広島県出身
PL学園高校:1987年甲子園春夏連覇を達成
1988年:横浜大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)に入団
プロ初登板で無四球完封勝利
1993年:最多勝 1998年:リーグ優勝・日本一
2001年:通算100勝達成 2002年:現役を引退
私のも野村さんにお会いするのは初めてだったのですが、指導者講習会の後にインタビューをお願いした所、快く受けていただきました。
小学生はリトルリーグ、中学生はボーイズリーグ、名門PL学園での活躍と絵に描いたような野球エリートの道を歩いてこられた野村さんです。
インタビューの中で「竹竿を降っていた」というお話がありましたが、最近の野球少年はあまり行って無い、シンプルですが面白い練習法ですね?
実は野村選手はピッチャーだけでなく、打者としてもPL時代に4番打者で通算53本塁打の強打者でもあり、プロでも年間打率.250を記録した年もあるそうで、今で言えば二刀流の野球選手だったそうです。
インタビュー後記
当日は2時間に及ぶ実技講習、その後の2時間近くの座学の後のインタビューだったのですが、疲れた姿も見せずに快くンタビューしていただいてありがとうございました。
インタビューの中でに小学生・中学生の指導に関して質問で、「練習させすぎて故障させない」とおっしゃっていましたが、野村さんご自身も現役時代に肘の故障に悩まれていたからの貴重なアドバイスだと思います。
現在、アメリカメジャーリーグの大谷選手は二刀流で活躍されていますが、野村さんも現役時代は打撃の良い投手として有名でした。時代が違えば、二刀流で活躍されていたことでしょう。
これからプロを目指す子供たちは、ぜひ野手に専念する、投手に専念するなど早めに自分で道を決めてしまうのではなく、好きな野球を楽しんでもらえればと思います。
野村さんのように現役時代の自分たちの経験を活かしつつ、現代のスポーツ医学を取り入れる指導がもっと普及すれば効率のいい練習法などが新しく出てくると期待しています。
時間があればもっと詳しく野球の話をお聞きしたかったのですが、また機会があればさらに詳しくお話をお伺いしたいと思います。