BAMBAATAA(バンバータ)という一般の軟式野球チームをご存じでしょうか?
現在の正式名は「東京ベルディ・バンバータ」、関東で軟式野球をされている方ならご存じだと思いますが、元社会人野球・元プロ野球選手も在籍している一般の軟式野球大会で活躍しているチームです。
それだけではなく近年は15歳以下の硬式・軟式野球2チームと12歳以下の軟式チームでチーム運営を行っている、もはや球団と言ってもいいレベルのチームです。
今回は、その12歳以下のチームを取材させていただく事になり、練習場所の多摩川グラウンドにお邪魔しました。
東京バンバータのジュニアチーム、バンバータJr.の長尾監督にインタビューを行いました
神奈川県川崎市 二子第二球場
多摩川の川崎市側の河川敷グラウンドです。以前も川崎市の学童野球でも取材に伺った場所ですが、整備された場所で川崎市のバーベキュー場も隣にあるグラウンドです。
項目 | チーム名 |
---|---|
活動地域 | 東京都世田谷区 |
所属リーグ | 全日本軟式野球連盟 |
設立年月日 | 2017年 |
監督スタッフ | 長尾達也監督 大越俊樹代表 |
チームの人数 | 75名 |
練習グラウンド | 多摩川河川敷他 |
練習日と時間 | 土日(祝日はお休み)1,8,12月はチーム活動なし |
その他の特徴 | 東京ベルディバンバータのジュニアチーム |
インタビュー後記
子供達が楽しそうにとても伸び伸びと練習練習やトレーニングをしている風景が印象に残りましたが、その裏にはただ楽しくやっているだけでなく多くのスタッフがメニューなどを考えながら短い時間の中で効率的に練習をしていく姿がありました。
学童野球で結果を求めるのでなく、次のレベル(中学生)に渡していくという使命を持って長い目で指導がなされているおり見学している私も気持ちよく見させていただきました。
最近、形は違いますが全国でこの様な動きが出て来ている地域があるのは嬉しい限りです。
また、ユニフォームがカッコいいのも子供達がやる気を起こさせる一つだと思いますし、一般チームと同じでっはありませんが統一感があるのもモチベーションが上がると思います。
学童野球でも有名になりつつあるバンバータJr.ですが、75名所属というどうしてこんなにに人気が出て来たのか少し理解できたような気がします。
インタビュー内容
長瀬:チーム名と監督さんの名前をお願いします

長尾達也と申します。
長瀬:監督さんになったいきさつを教えて下さい



前身の東京バンバータでは選手としてやってまして、10年やってまして38才にコーチをやってみないかという事で、指導者としてスタートしました
長瀬:現役の時のポジションは?



キャッチャーをやっていました
長瀬:最近の主だった成績を教えて下さい



成績はあまり重視したくないというのが我々のスタンスなのですが、享年は学童王座、マックと都知事杯ベスト4が戦う大会に出場させてもらって都知事杯でベスト4になることが出来て学童王座で1回勝つことが出来てベスト4という事で過去一番の成績を残しました。
長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンを教えて下さい



チームビルディングをと仕上げにやったのですが、選手たちにまず、考えさせせて、まず今年どうやるのか?
自分たちで決めた事なので責任もってやってほしい、特に5,6年生になると自分たちが考えたことに対して行動しなければいけないという自覚が生まれてくるので、その辺はやって良かったなと思ってます。



野球の楽しさを知ってもらう、次のステージでも野球を続けて欲しい。
自ら考えて答えを選択できるような事を常に頭になるので、練習の指導から答えを出さない、なるべく子供達に考えさせて導いてあげるとか、そいううのも理念があるから僕らはやりやすいと思います



コーチングとティーチングはしっかり分けた方良いのかなと思うのは我々も公認資格を受けてコーチ陣としてもチームとしてもやっているおり、答えを出さない、先生にならない導くように選手をどうやって引っ張って行ってあげるのかが我々の使命かなと思います。
長瀬:普段の練習時間を教えて下さい



2から4時間位だともいます。低学年は2時間で終わるケースが多くて、3~4年生は2~3時間、高学年に関しては基本4時間、グラウンドの取得の兼ね合いも含めて基本的に半日です。
大会のスケジュール上、ダブルヘッダーで1日かかることもたまにありますけれどもほとんどありません。やったらざわつきますね(笑)
長瀬:ウオームアップに鬼ごっこ、ドッチボールや今日私がお邪魔した時はサッカーをやっていましたがなかなかユニークな感じでされていますね?



鬼ごっこはマストです。色々な要素が含まれているので、瞬発系とかバランス系とか、それは理にかなっていると思います。
長瀬:チームの入部方法を教えて下ださい。



基本的にはホームページから問い合わせフォームに連絡いただいて、それに対して体験の日時を調整させていただいて練習参加していただきます。
基本的によくお話させているのは、まず子供が入って野球を楽しんでもらえるかなので、僕らは楽しんでもらえるように働きかけはしています。
子どもによっては「野球はいいや。。」という子もいるかもしれませんし、明らかに親御さんがやらせたいようなケースがあるのですが、きっかけなんで野球を楽しんでもらいたいです。
長瀬:これからどんなチームにしていきたいなどの抱負を聞かせて下さい



全員が出て勝てるというチームがベストかなと、9人固めるんじゃなくて15人いれば15人出て優勝出来る。それだったら優勝を狙っていきたいです。固めてじゃなくて、みんなが出てのチーム編成で上に上がってもらう、違うスポーツしてもらうのが我々の願いです。
インタビュー後に大越代表にインタビュー



うちとしてはあまり大会に出ていないので、なぜかと言うとトーナメントが多いのでリーグ戦だった出たいのですけれど、トーナメントになると選手起用が限られてしまうので、出れない子が発生する日本特有の補欠という文化が出ちゃうので、じゃ補欠のままで小学生終わったら野球つまらないと思うんですよね?
それで中学で他のスポーツに出会ったらそっちに行くと思うんですよね?
僕らはそれをさせたくないので、野球人口に寄与するのをチームとしてクラブとしてやっているので、プロや美群を作りたいわけではないので色々機会を与えて色々失敗であったり、そういうチャンスを与えてトライ&エラーを繰り返して、野球って楽しいんだよと思ってもらいたく、次のステージでも野球を続けたいと思います。



うちは大会以外にも練習試合が中心で、練習試合の時は相手のチームに同意をしてもらって特別ルールでやっているんですよ。
例えば参加者が12人だったら12人で打つ、そうすると全員試合に参加できるし、もちろんベンチワークもベースコーチとかあるんですけれど、やはり打って走ってですね



ピッチャーも全員やっています。やっぱりピッチャーって花形なので。。。意外とピッチャーてやった事ない人が多くて、僕も内野とかでピッチャーをやった事がなくて、これで中学、高校と言ったらそのチャンスはほとんどなくなってしまうので、だったら一度でいいからマウンドで、中心のポジションで経験して欲しいですね。
それも野球なんだよと、やってみなきや分からないのでやってみるとやる気が出るんですよ! 自分の野球に対する意識も変わってそしたら上達早いですものね!
出来なくていいんです、出来空くて当たり前なのでその前に大人が否定してしまうと。。。
失敗してもいいというという環境を作ろうと思っています



僕らは練習試合だとピッチャーは1イニングしか投げさせません。
5イニングだと5人投げさせたいので、逆にそれをしていると5年生位になるとピッチャーの枚数が揃うんです。
低学年からピッチャをする免疫をつけさせています。キャッチボールも片方座らせてピッチング練習で終わるので、普段の練習からピッチャーというハードルを下げているので
僕たちはチーム理念にも掲げている「野球を通した人材育成」社会で必要とされる人材育成を学んで欲しく、彼らもいつかは野球をやめると思うので、ここにいる指導者もそうですが高校野球、大学野球でプレーヤーとしては終わっているので、その先の人生が長いので
長瀬:本日はお忙しいところありがとうございました
学童(小学生)・少年(中学生)のチームのアンケートを募集中です。数が集まりましたら個人情報以外は公開予定です