アジアでの15才以下のナンバーワンを決める、侍ジャパン 第8回 BFA U-15 アジア野球選手権大会が9日より静岡県伊豆市の志太スタジアムで行われています。
使用球は硬式ボールではなく、KWBボール(Kボール)使用大会です。
昨日の静岡県の志太スタジアム↓ 東京ドームと同じ大きさだそうです
大会二日目までの結果をお知らせします。
パキスタン 0−28 台湾
日本 13−0 韓国
中国 9−4 タイ
台湾 10−0 中国
日本 20−0 パキスタン
タイ 1−0 韓国
アジア選手権での課題は?
少し大味な試合が続いていますが、この様子ですと日本ー台湾戦が事実上の決勝戦となりそうです。
世界的な野球の普及の観点から見ると、アジア地区での問題は 野球の盛んな東アジア(日本、台湾、韓国、中国)と東南アジア及び 西アジアの国々の実力差が激しく、一方的な試合となってしまうのが今後問題となってくると思います。
それと、ヨーロッパなどの他の大陸グループの試合と違い東アジアと一番西の中近東諸国あたりまでの距離が遠く、特に年齢の低いカテゴリーだと遠征も大旅行となつてしまうので、距離、文化的にもなかなか出場しにくい問題もあります。
そのなかで、パキスタンは色々なカテゴリーに出場していることは、インドと共に西アジアの拠点になる可能性を持っている国ですので皆さん応援をしていますね!
また、旧英連邦の国々はクリケットが盛んな国が多く(今回のパキスタンチームの子供達のほとんどがクリケットのフォームでプレーしていました)、ボールを打つ、取ると言う点では同じなのでパキスタン、インド両国では野球普及は他の国々よりやりやすいのではないでしょうか?
私の考えとしてアジアはひとくくりでは無く、12才以下、15才以下では東アジア大会、東南アジア大会、西アジア大会など、レベルも地域も近い国同士がプレーした方が切磋琢磨出来ると思いますし、野球普及にも役立つと思います。
今回の静岡県の志太スタジアムは、シダックス株式会社の経営する 中伊豆ワイナリーヒルの施設で行われましたが、スポーツ、特に野球をするには理想的な施設で、シダックスの創業者、志太 勤 氏の野球への情熱が実現した場所でもあります。
以前は、野村監督率いる 社会人チームのシダックスというチームがありましたがそこのホームグラウンドでもあり現在も各スポーツの合宿に利用されているようで、今回もとなりのサッカーグラウンドでは、サッカーチームが練習中でした。
隣にはシダックスが経営するワイナリーもあり広大なブドウ畑も広がっていますのでワイン好きの人にはそちらもいいかも!!もちろん、販売もしていて試飲の出来るようです。
レセプション会場、上にはブドウが!!
注目の 日本 VS 台湾戦は12日の午後1時30分にプレーボールとなります。