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滝野川高等学院 軟式野球チーム「ブルーウイングス」豊田監督インタビュー

今回は、初めての試みで東京都北区のフリースクール 滝野川高等学院の野球チームを取材しました。フリースクールを立ち上げた豊田毅氏は以前、高校野球の監督を経験しており、自身が中心となって野球チームを立ち上げたそうです。

 

フリースクールに通っている小学生・中学生やOBの大学生・社会人が一緒になって運営しており北区の軟式野球リーグに加盟しています。

 

今回の撮影は:  東京北区 新荒川大橋野球場

荒川と新川岸川の間の中州の野球場です。 東京都側は北区、埼玉県側は川口市にかかっている橋で野球場、サッカー、テニスコートなどの設備があります。

駐車場はあるのですが日曜日だけしかい空いていないので、今回は近くに駐車して歩いていきました。

 

 

東京都北区 滝野川ブルーウイングス
地域  東京都北区
所属リーグ  東京都北区軟式野球連盟 3部
設立年月日  2019年5月
監督・スタッフ  豊田監督(3年目) 高校野球監督3年  コーチ 数名
チームの人数  小学生から大学生まで約30名
練習グラウンド  新荒川大橋野球場
練習日  火曜・金曜日 2時間
会費  7,000円/年

インタビュー後記

小学生から大学生・社会人まで一緒に野球をしているスタイルはあまり見たことがなかったのですが、楽しみながらもしっかり練習が出来ていたのは驚きでした。

 

色々なスタイルの野球を見学するのは、新しい発見がありますし将来的にフリースクール同士でも野球大会なんかも出来れば、野球普及だけでなく多くの面で良いことがあるんじゃないかと感じました。

 

緊急事態制限も明けたので、学童・少年野球で練習できなかったチームも練習を再開した様子なので、来週からインタビューも頑張ってい行こうと思います。

 

インタビュー内容

長瀬:監督のお名前とチーム名をお願いします。

 

 

豊田監督
はい、滝野川高等学院ブルーウィングスの監督をしております豊田毅と申します。よろしくお願いします

 

長瀬:滝野川高等学院に関して教えてください。

 

 

豊田監督
滝野川高等学院は小学生から大学生までの学校に行けない30人ぐらいの生徒達が集まってそこでまたここに戻る準備だとか、勉強だとか受験や進路のことなどのサポートをしております 

 

長瀬:豊田監督さんはそこの代表をされているのですか?

 

豊田監督
はいそうです、代表です

 

 

長瀬:野球チームを作られたいきさつを教えてください

 

豊田監督

はい、やはり不登校の子供達はですね学校に行けないこともそうなんですけどなかなか体力がなかったりとか、継続力がなかったりで何か打ち込めるものがなかったりとかすることがあります。

 

野球を通じて、年齢とか性別とか不登校の有無とか発達障害の有無とかそういうの関係なく野球を通じて楽しく元気に体力を使ってもらったらいいかなと思って作りました 

 

 

長瀬:豊田監督さんは高校で野球を指導されていたのですか?

 

豊田監督
ずっと野球をやっていまして、高校の教員になってからコーチや監督をして高校野球では三重県の私立高校で3年間監督をやったりました。

 

 

長瀬:北区では一般の試合に出ているそうですが、成績をしえていただけますか?

 

豊田監督
はい、去年から北区の連盟の4部からスタートして4部は昨年はこれらの関係で大会が一つだったんですけど、その一つの大会で準優勝をすることができ3部に上がりました。

今は3部でベスト16まで勝ち上がってるので、今年は準優勝して2部に上がると言うか目標になってます。

 

 

長瀬:これから試合が続くわけですね?

 

豊田監督
来週にあります

 

長瀬:チームの基本的な考え方、スローガンみたいなものは決めていますか?

 

豊田監督
そうですね、野球って結構厳しい指導が多いので、そうではなくてみんながプレッシャーがかからないような状態でのびのびと野球が楽しんでできる事、そして楽しむだけじゃなく楽しみながら上達して勝てるって言うのチームの目標としてます

 

 

長瀬:今日も皆さんでできる方だけ集まって楽しそうに練習させてるところちょっと見せていただきましたいつもこの様にされているのですか?

 

豊田監督
平日は火曜日と金曜日13時から15時まで2時間、週に2回やってるんですけれど、小学生で学校になかなか行きづらいことか中学生の子とか、後はあのその日授業がない大学生とかが集まって、7~8人から12~3人ぐらいで毎回練習しております。

 

 

長瀬:小学生からは大学側で一緒にしてる事で、練習で気をつけてる事とかはあるでしょうか?

 

豊田監督

やはりあの小学生が危険じゃないってことをまず考えますので、安全に練習ができるようにみんなで気遣うって事をもちろんです、また基本的なメニューが多いですね。難しいメニューは年齢差とか野球歴の関係で難しくなってくるので基本的な事をここではやっています。

 

長瀬:先ほどお聞きしたところによると、卒業生に独立リーグで活躍れている方もいるそうですね?

 

豊田監督
そうですね、香川のオリーブガイナーズに似内君という昨年高校3年生で四国に行った子とか、大学生の子で二松学舎大学からの北海道の富良野ブルーリッジという北海道独立リーグで活躍した子もいます。

 

長瀬:監督さんをしていて良かったということがあるんでしょうか?

 

豊田監督
そうですね、うちはフリースクールなんで、不登校の子だとか小学生とか、普通大学生とか大人の社会人は子供達とあまり触れる機会がないのでどうかかわって良いのか関わって良いのか難しいと思ってたんですけども、自然と子どもたちをサポートして補って優しく高成長させてくれる、そういう若者たちに大学生とか社会人の人たちの優しさに触れて子供たちにこういう環境を作れて本当によかったなあと思ってます

 

 

長瀬:年齢層は幅広いのに違和感なくやっておられますね!今、悩んでいる事はありますか?

 

豊田監督
今、悩みがありまして、連盟の戦いになるとやはり勝ち上がって昇格するっていうことがあります。

練習の強度はこれでいいのかとか、あと試合ってもっと緻密なことをやるべきなんじゃないのかとかいう声がちらほら出てきたりとかして、確かに勝という目標と、楽しむという目標と人を育てる育てるという目標が全てを両立させるのにみんなで、大変苦しんでます 。

 

長瀬:設立が2019年の3年目で、これからどんなチームにしていきたい夢はありますか?

 

 

豊田監督
まずは、北区で1部になってそこから東京都大会から全国大会とかいくっていうそういう風になっていくのももちろんなんですけど、ここに所属する子供たちがそれぞれ進学先の中学校で高校大学だってところでちゃんと自分の持ち味を発揮して楽しく生活が送れててその後の進路、誰就職に繋がるように、そういう育成と両立しててチームをもっともっと大きくしていければいいなと思ってます

 

長瀬:これから試合が近いという事とスケジュールも詰まってる思いますが、今年度の昇格をお祈りしてます。また学校の方盛んになるように応援ております。

 

 

豊田監督
ありがとうございました。

 

 

*ベースボール・ジャパンではインタビュー可能な監督を募集しております。現在、取材。日は土曜日で関東地方が中心ですが、祭日でしたら他の地域もも可能な日がありますので連絡をお待ちしております。ねん
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